シャーロック・ホームズの記憶術よりも効果が高い「古代アボリジニの記憶術」とは?

 暗記したい内容を視覚的なイメージに結びつけて覚える「記憶の宮殿」という記憶術はシャーロック・ホームズやハンニバル・レクター博士が使っていた手法として有名で、「暗記力を向上させる」と科学的調査によっても効果が実証されています。
 しかし新たに、記憶の宮殿よりも「古代アボリジニの記憶術」が優れているとオーストラリア・モナシュ大学の研究者が実証しました。

(中略)

 流行歌の曲名や突然使われるようになったカタカナ語などが覚えられないという人でも、「小学校に通っていたときの通学路を思い出してください」と言われるとすんなりと頭に浮かぶものです。
 このように人の脳は概念や文字情報よりも「風景」を覚える能力に秀でており、この特性を利用して「視覚的なイメージに結びつける」という手法で記憶力を高める方法が記憶の宮殿です。
 近年の研究では、記憶の宮殿を使った場合には何の記憶術も使っていない場合に比べて約2倍の単語を覚えることが可能だと証明されています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

Gigazine 2021年05月20日 20時00分
https://gigazine.net/news/20210520-ancient-australian-aboriginal-memory-tool/