「社会的敗北ストレス」が腸内環境を乱すメカニズムが明らかに

 心とお腹の関係が解き明かされました。

 5月10日に『Scientific Reports』に掲載された論文によれば、強制的にうつ状態にさせたマウスの腸内では特殊な抗菌物質(αディフェンシン)の分泌が少なくなっていたとのこと。

 抗菌物質の一種であるαディフェンシンが減少したマウスの腸では腸内環境が悪化し、毒素が蓄積して「お腹のトラブル」につながっていたのです。

 脳と腸内環境については様々な研究がなされていますが、明確な原因物質が判明した例は珍しく、非常に画期的な成果です。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.05.17
https://nazology.net/archives/89106