恐竜の頭骨をスキャン、飛翔やコミュニケーションの進化が見えてきた

■恐竜やワニ、鳥など124体の頭骨を調べてわかった、平衡感覚や聴覚の進化

 恐竜研究は今、黄金時代だ。
 化石や足跡から、恐竜の姿や暮らしに関するあらゆる種類の手がかりが見つかっている。
 そして今回、頭骨の中を調べた2つの研究で、恐竜の飛翔やコミュニケーションの解明につながる興味深い情報が得られた。

 5月7日付で学術誌「サイエンス」に発表された2本の論文は、恐竜やその他の爬虫類、鳥類の化石に保存された内耳や眼窩に焦点を当てている。
 これらを調べることで、失われた恐竜の暮らしの一端を知ることができるというのだ。

「動物の内耳の形状は、その生活様式や行動と関連しています」と、今回の研究に関与していない英エディンバラ大学の古生物学者ジュリア・シュワブ氏は説明する。
 例えば、私たち人間は内耳の働きによって特定の範囲の周波数の音を聞き取ることができるほか、内耳の形は二足歩行の平衡感覚と関連がある。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 5/11(火) 18:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e535fcfe19a56ca6c4d837520be15c2555cbb84