「反物質星」の候補となる天体が14個見つかる

 SF作品の中でしか、ほとんど名前を聞くことがない反物質ですが、広い宇宙のどこかにはコアで反物質を燃やす星(Antistar)があるかもしれません。

 荒唐無稽に思えますが、科学者はまだそんな反物質星の存在を完全に排除することができていないのです。

 4月20日に科学雑誌『Physical ReviewD』で発表された新しい研究は、NASAのフェルミガンマ線望遠鏡を使い、反物質星の候補となる天体を天の川銀河の中から14個特定したと報告しています。

 これは反物質星を見つけたという主張ではありません。

 天の川銀河にある約1000億個の星の中で、可能性があるのは14個以下だろうという報告です。

 しかし、天の川銀河の中だけでも14個も候補があるというのは、むしろ驚きでしょう。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.05.03
https://nazology.net/archives/88235