インターネット依存症の予測因子は「孤独感」「親の育て方」「性別」だと判明

 インターネットの利用は有益で、楽しく時間を過ごすことができる手段の1つですが、インターネットの利用に依存してしまうと実生活に害を及ぼすといわれています。
 10代の若者におけるインターネット依存と密接に関連する潜在的な害についての研究が、コンコルディア大学心理学科の研究チームによって発表されました。

 Longitudinal Trajectories, Social and Individual Antecedents, and Outcomes of Problematic Internet Use Among Late Adolescents - Tóth‐Király - - Child Development - Wiley Online Library
 https://srcd.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/cdev.13525

 Problematic internet use and teen depression are closely linked -- ScienceDaily
 https://www.sciencedaily.com/releases/2021/03/210309153855.htm

 インターネットは生活に必要なツールである一方で、「問題のあるインターネット利用(Problematic Internet Use、PIU)」が問題視されています。

 PIUはインターネット中毒、あるいはインターネット依存症とも呼ばれるもので、「インターネットの利用時間を制御できない」「オフラインの社会関係よりもオンラインの活動を優先しがち」「インターネットが使えない状況で何らかの禁断症状を示す」などの特徴があるとされ、近年研究が行われています。

Gigazine 2021年03月11日 21時00分
https://gigazine.net/news/20210311-teen-problematic-internet-use/