親指シフトキーボード、ひっそりと前倒しで販売終了。40年の歴史に幕

 富士通の親指シフトキーボードの販売が、2021年1月末に、ひっそりと終了していた。

 富士通クライアントコンピューティングおよび富士通によると、親指シフトキーボード仕様の企業向けノートPCカスタムメイドオプション「LIFEBOOK親指シフトキーボードモデル FMCKBD09H」は2020年中に販売を終了。
 法人向け外付けオプションの「親指シフトキーボードFMV-KB613」(PS/2接続)および「親指シフトキーボード FMV-KB232」(USB接続)は、いずれも2020年12月末に販売を終了。
 個人向けは、直販サイトのWEBMARTでの取り扱いは、2021年1月末で終了していた。

 富士通では、「1980年5月の日本語ワードプロセッサ『OASYS100』の発表以来、親指シフトキーボードおよび日本語ワープロ・入力ソフト製品を提供してきたが、JIS配列キーボードがデファクトスタンダードとなり、親指シフトの機能優位性を十分に訴求できない状況が続いていた。
 これまで事業継続のため、業務効率化や商品の価格アップなどの施策を講じてきたが、このたびやむなく、親指シフト関連商品の販売・サポートの終了を決定した」としている。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

Impress Watch 3/8(月) 6:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/981120cb762fe7d70d676a42d42e857291f0e848