しゃべり過ぎるのは女性ではない 森会長発言の誤りを示す研究結果

 会議が不必要に長引く原因は女性がしゃべり過ぎることにあり、その理由は競争意識の高さにある──。

 これは東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が示した見解だが、これまでの研究からは、森会長がどちらの点でも間違っていることが示されている。
 女性はおしゃべり好きだというステレオタイプとは裏腹に、実際には男性の方が競争意識が高く、発言も多い傾向にある。

 問題の発言は3日、女性理事を40%以上にするという日本オリンピック委員会(JOC)の目標に関して質問を受けた際に出たもので、その場にはJOCのメンバーと記者らが同席していた。

 森会長は「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。(中略)女性の理事を増やしていく場合は、発言時間をある程度、規制をしないとなかなか終わらないので困る」と発言。
 さらに、「女性っていうのは競争意識が強い。誰か一人が手を挙げていうと、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです」と説明した。

 JOCの理事25人のうち、女性は現在5人。森会長は翌4日、この発言を撤回し、謝罪した。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

Forbes JAPAN 2/5(金) 16:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a5b06f89b2702a196bb174f03a2a5f35320a2eb