遺伝子検査により「優れた受精卵」を選別する試みが始まる 倫理的な問題を克服できるのか

 親はうまれてくる子どものIQを選べるかもしれません。

 現在アメリカでは、体外受精によって得られた複数の受精卵の遺伝子を読み取り、優秀な受精卵で妊娠しようという試みがはじまっています。

 1月18日に『Journal of Medical Ethics』に掲載された論文では、好ましくない遺伝子を持つ受精卵を特定して排除することの利点と危険性を啓蒙する倫理モデルが示されました。

 倫理的に問題があるとされている遺伝子組み替え赤ちゃん(デザイナーベイビー)とは異なり、受精卵の選別には遺伝子操作は含まれていません。

 しかし受精卵の意図的な選別と排除は、命に対する倫理観に疑問を抱かずにはいられないでしょう。

 優れた子孫を望む人類やビジネスに歯止めをかけられるのでしょうか?

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.01.30
https://nazology.net/archives/81976