コロナ患者と近距離でも『不織布マスク着用で感染リスク30%台』近畿大の分析結果

 医療従事者が新型コロナウイルス患者と近距離で接した場合でも『不織布マスクを着けていれば感染リスクが30%台に低下する』というシミュレーション結果を近畿大学が発表しました。

 近畿大学医学部は、去年4月〜9月にかけて、医療従事者と新型コロナウイルス患者が60cmの近距離で接する際の感染リスクについて、着用する防護具などの条件を変えて約10万回シミュレーションを行いました。

 この結果、医療従事者が“不織布マスク”を着けた場合は患者から感染するリスクが36%〜37%に低下。
 “フェイスシールド”を着けた場合は2%〜3%に。この“両方を着用した場合”は0.1%未満にまで低下したということです。

 近畿大学の東賢一准教授は「飲食や介護の現場などにも当てはまると考えられる」としています。

MBSニュース 1/22(金) 17:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/82765ef948b04184413e47e93266018ce6520660