大麻の成分CBDが抗生物質として機能するかもしれない 淋病などの「耐性菌にも有効」

 感染症は、細菌やウィルスなどの病原体が体に侵入することで発症しますが、このうち細菌の感染症を治すのが抗生物質です。

 しかし、細菌はこの抗生物質に耐性を持つ力があり、感染症の治療は細菌の進化と抗生物質の改良のイタチごっこになっています。

 なんとか細菌に耐性を獲得されない方法を見つけないと、いずれ人類は押し負けてしまうかもしれません。

 そんな中、1月19日にオープンアクセスジャーナル『CommunicationsBiology』に発表された新しい研究は、大麻植物の成分であるカンナビジオール(CBD)が、淋病、髄膜炎、レジオネラ症の原因となる細菌を殺す可能性があると報告しています。

 これは耐性を獲得されずに、細菌を殺す新しい武器になるかもしれません。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021/1/21(木) 19:00
https://nazology.net/archives/80142