絶滅オオカミ「ダイアウルフ」、実はオオカミと遠縁だった

■DNA解析により定説を覆す成果、謎深まる

 ダイアウルフ(Canis dirus)は、今からおよそ1万3000年前に絶滅したイヌ科の動物。
 体重は約70キロと、現在のタイリクオオカミ(Canis lupus)より大きく、南北アメリカ大陸の広い範囲に生息し、氷河期のウマや巨大ナマケモノなど絶滅した動物たちを捕食していた。

 しかし、謎は数多く残っている。
 ダイアウルフはどこから来たのか?
 現代のオオカミとどれくらい似ていたのか?
 何十万年も生き延びた末に絶滅したのはなぜか?

 このほどダイアウルフの複数の個体のゲノム(全遺伝情報)が初めて解析され、驚きの事実がいくつか判明した。
 まず、ダイアウルフはタイリクオオカミに近い仲間と考えられてきたが、進化上は遠い関係にあり、アメリカ大陸で長く孤立していたことがわかった。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 1/16(土) 9:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0fb070e833eb85b6333893d0da2321653c39693