感染者の割合が少ない時にその感染者をあぶり出すのには合理的(検査回数の
期待値が少なくて済む。

たとえば、8人の中に1人の陽性者が居る可能性があったとする。2人は居ないとする。
8人分を混ぜた検体A0を検査して陰性ならば、陽性者は1人もいなかったと判明する。
しかしもしも8人分を混ぜた検体A0が陽性ならば、今度は8人を2つのグループに
分けて4人ずつ分を混ぜた検体を作る。それをB1とB2とする。
B1を検査してみて陽性なら、陽性者はB2の側には居らず、B1の中にいる。
B1を検査した結果が陰性ならば、陽性者はB2の側にいて、B1の中には居ない。
それで陽性者がいる側の4人のグループを二人ずつのグループに分けて
それをC1とC2とする。C1を検査してみて陽性ならば陽性者はC1に居てC2には居ない。
あるいはC1の検査結果が陰性なら陽性者はC2にいてC1には居ない。
陽性者がいた側を。。。。。
このようにすることで最大4回の検査で真の陽性者を見つけることができるのだ。
もしも最初に8人分が陰性なら検査は1回だけで済む。