0001すらいむ ★
2020/12/21(月) 18:20:51.98ID:CAP_USER認知症の一種であるアルツハイマー病は睡眠不足との関連が指摘されており、アルツハイマー病の患者は睡眠に問題を抱えるケースが多いことも知られています。
ワシントン大学の研究チームが行った新たな研究では、アルツハイマー病のバイオマーカーであるCHI3L1(YKL-40)と体内時計(概日リズム)との関係や、YKL-40がアルツハイマー病の症状に及ぼす影響について明らかにされました。
Chi3l1/YKL-40 is controlled by the astrocyte circadian clock and regulates neuroinflammation and Alzheimer’s disease pathogenesis | Science Translational Medicine
https://stm.sciencemag.org/content/12/574/eaax3519
Protein involved in removing Alzheimer’s buildup linked to circadian rhythm – Washington University School of Medicine in St. Louis
https://medicine.wustl.edu/news/protein-involved-in-removing-alzheimers-buildup-linked-to-circadian-rhythm/
Biomarker of Alzheimer's found to be regulated by sleep cycles
https://newatlas.com/medical/biomarker-alzheimers-protein-sleep-cycles-rhythm/
人間の体は体内の概日リズムに大きな影響を受けており、糖の吸収や体温調節、免疫反応、炎症反応といったさまざまな生物学的プロセスが概日リズムによって制御されているとのこと。
そのため、概日リズムの乱れはさまざまな健康問題や病気の原因となるとされています。
アルツハイマー病についても、患者が睡眠に問題を抱えるケースが多いことや、睡眠障害の患者はアルツハイマー病を発症しやすいといった点から、睡眠習慣や概日リズムの乱れがアルツハイマー病と関連していると多くの研究者は考えています。
2019年の研究では「質の高い睡眠が脳脊髄液の流量増加を促してアルツハイマー病に関連する老廃物を洗い流し、アルツハイマー病のリスクを軽減する可能性がある」と示されました。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
Gigazine 2020年12月18日 23時00分
https://gigazine.net/news/20201218-alzheimer-biomarker-regulated-sleep-cycle/