0001すらいむ ★
2020/12/03(木) 12:38:49.55ID:CAP_USER約100人の研究者らが匿名で研究テーマをボードに掲示し、来場者が匿名で意見を書き込むことで肩書を離れた本音の対話を実現するユニークな企画「京大100人論文」が11日から15日までの5日間、初めてオンラインで開催される。
100人論文は京都大が5年前に始め、研究の活性化や異分野研究の融合にもつながるとして他大学にも広がっている。
今年は新型コロナウイルス感染拡大でオンラインになったが逆に場所を問わない利点を生かして京大以外の発表者も受け付ける「全国拡大版」として開催する。
■2015年度にスタート
「研究者としての自分の『問い』がいかほどのものか。
(論文生産とか資金獲得とかはいったん横におき)むき出しの自分の興味関心、それこそを今日は磨きあおう」。
プロジェクトの特設サイトには、「選択と集中」や「役に立つ研究」が侵食する昨今の研究環境に対するアイロニーともとれるメッセージが躍る。
京大・学際融合教育研究推進センターが主催し2015年度に始まった100人論文は、さまざまな分野の研究者が「生涯かけて追いかけたいテーマ・学術的問い」「それに関して自分は何をしてきたか」「これからどんなことがしたいか」を簡潔にまとめた主張3点と印象的なイメージ画像をボードに掲示し、来場者が意見やアイデアを書いた付箋を貼る仕組み。付箋の“肉筆感”が企画を盛り上げる特徴だ。
閲覧や付箋の貼り付けは企業や学生、大学職員など誰でもでき、付箋の内容は後日事務局が取りまとめて公開し、マッチングも行う。
連絡先の交換に至るケースも毎回40件ほどあり、昨年度は来場大学26校、来場企業47社で1300枚以上の付箋が貼られた。
共同研究や共著論文の執筆に発展することもあり、近年は同様の企画が筑波大や横浜国立大、広島大など各地で開催されている。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
毎日新聞2020年12月3日 12時06分(最終更新 12月3日 12時06分)
https://mainichi.jp/articles/20201203/k00/00m/040/049000c