プロテインは必要?食事だけで十分?「ファスティング」筋肉への影響は… 専門家に聞く筋トレの運動栄養学

 世間は筋トレブーム。
 自分も始めてみたけれど「やっぱりプロテインって飲んだ方がいいの?」「食事だけじゃダメ?」など疑問が尽きない、という人も多いのではないでしょうか。

 そこで、withnewsでは運動栄養学が専門で、『運動生理学(栄養科学イラストレイテッド)』(羊土社)「筋肉づくりとタンパク質」の項の著者である滋賀県立大学教授の中井直也先生を取材。
 筋トレをする人の悩みに答えます。(朝日新聞・朽木誠一郎)

■「断食」筋肉はどうなる?
 中井先生は筋肉の原料であるたんぱく質が生物の体内でどう合成・分解されるかのメカニズムを研究しています。
 トレーニングをする人の疑問に、運動栄養学の原理・原則と、世界の研究結果に目を通す立場から回答してくれました。

 前提として「栄養は筋トレの効果を100%出すために必要」であり「栄養で120%になるわけではない」と中井先生。
 まずは日々のトレーニングをしっかりがんばることが、筋肉をつけるためには必要だと指摘します。

 一方で、栄養補給については誤解や根拠のない経験則も広まっており、「トレーニングの効果を損なわないために、正しい知識を持ってほしい」とも。
 例えば「過度のファスティング(断食)」は、筋肉をつけたい人には勧められないとします。

 理由は、筋肉のたんぱく質合成を促進するのが「トレーニング」と「食事」の二つの要素だから。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

withnews 2020年12月1日 7時0分
https://news.livedoor.com/article/detail/19306655/