最初に見たものを親だと認識してしまう「刷り込み」の発見者は誰?

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 "サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。
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■動物は最初に目にしたものを親だと認識して……

 1903年の今日、オーストリアの動物行動学者コンラート・ツァハリアス・ローレンツ(Konrad Zacharias Lorenz、1903-1989)が誕生しました。

 彼は子供の頃から様々な動物を飼ったり、セルマ・ラーゲルレーヴ(Selma Lagerlof、1858-1940)の『ニルスのふしぎな旅』や、ラドヤード・キプリング(Rudyard Kipling、1865-1936)の『ジャングル・ブック』といった、動物が登場する本を愛読していました。

 ローレンツの主な業績として「刷り込み」の研究があります。
 刷り込みとは生物の学習形態の一種で、例としては鳥が孵化して最初に見たものを親と認識し、追いかけていくといったものがあります。

現代ビジネス 11/7(土) 9:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5ab83214b772dd5d2acfdfe565bccbc56a801e6