コロナ、相当数に「深刻な後遺症」 心臓や肺に損傷 WHO

 【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は30日の記者会見で、新型コロナウイルスは「相当数の人に、深刻な後遺症を残す」と警告した。

 ここ数カ月のうちに、子供を含めて年齢や性別を問わず、後遺症の報告を受けているという。

 テドロス氏は「懸念が大きいのは、症状の幅広さだ」と指摘。
 時間の経過で症状は変動し、体内のあらゆる器官に影響を及ぼし得るという。
 具体的な例として「疲労感をはじめせき、息切れ、肺や心臓を含む主要臓器の炎症と損傷、神経系や心理面での影響」を挙げた。

 まだ正確な数は把握できていないものの、入院患者・非入院患者の双方で症状が残る例が報告されているという。 

時事通信 10/31(土) 6:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/546d829e78e4007d9975090ccc9cfe311ff80a72