恐竜研究は今が黄金時代、最新科学が変える恐竜の常識

 恐竜研究は「今が黄金時代だと、私は心から思います」と英エディンバラ大学の古生物学者スティーブ・ブルサティは言う。

 ここ数年、新種の恐竜が平均で年に50種ほども見つかっている。
 今ではコウモリのような翼で飛ぶ小型恐竜から、史上最大の陸上動物だった首の長い植物食恐竜まで、多様な恐竜がいたことがわかっている。
 それとともに医療用の画像診断装置や粒子加速器、化学分析といった技術の進歩も見逃せない。
 今や研究者たちはコンピューターの画面上で骨から周りの岩石を分離し、化石に隠された微細な特徴を観察できる。

 なかでも恐竜のイメージをがらりと変えた技術は、医療用のCT(コンピューター断層撮影装置)スキャンだ。
 今では恐竜研究で標準的な手法となっているが、欧州シンクロトロン放射光研究所(ESRF)の粒子加速器では、通常のCTスキャンではよく見えない化石の内部を、CTスキャンでは到達できない解像度で撮像できる。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 9/29(火) 13:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/c64495560917fc44211635a16ed8b1f580b71cab