12万年前の人間の足跡発見 サウジの砂漠は緑豊かだった可能性 論文

 【AFP=時事】約12万年前、現在のサウジアラビア北部で、現生人類ホモ・サピエンスの小さな一団が浅い湖に立ち寄り、水を飲み、食料を調達した。
 湖には今日見られるどの種よりも大きなラクダや水牛、ゾウも頻繁に訪れていた。

 ホモ・サピエンスの一団は大型の哺乳動物を狩ったかもしれないが、湖は長旅の通過地点にすぎず、長くとどまることはなかった。

 これは、サウジアラビアのネフド砂漠(Nefud Desert)で発見された古代人と動物の足跡を基に再構築された場面で、16日の米科学誌サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)で発表された新たな論文に記載されている。

 論文の筆頭著者で、ドイツのマックスプランク化学生態学研究所(Max Planck Institute for Chemical Ecology)に所属するマシュー・スチュワート(Mathew Stewart)氏はAFPに対し、足跡は2017年、博士課程のフィールドワーク中に、古代の湖で見つけたと説明した。
 堆積物が浸食された結果の発見だった。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

AFP=時事 9/17(木) 13:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/18c27ed16c8553a54015a96f164156edfdb5a402