第25太陽活動周期の開始を確認。極小期は2019年12月だった

 NASAとNOAA(アメリカ海洋大気庁)による国際的な専門家グループ「太陽活動第25周期予測パネル(The Solar Cycle 25 Prediction Panel)」は、およそ11年周期で変化する太陽活動の新たな周期となる第25太陽活動周期が始まったことを発表しました。

 現在の太陽は第24太陽活動周期から次の第25太陽活動周期への移行期にあたるとみられており、活動周期の境目となる「極小期」がいつになるのかが注目されていました。
 極小期は観測された黒点の数(黒点相対数)をもとに判断されますが、各月の黒点相対数は増減しながら推移していくため、ある月が極小期だったかどうかを判断するには前後6か月間も含めた13か月の移動平均値が最小だったかどうかで判断されます。

 発表では、黒点相対数の13か月移動平均値が1.8で底を打った2019年12月が極小期だったとされています。
 国立天文台太陽観測科学プロジェクトも、三鷹キャンパス(東京都三鷹市)における観測データをもとに算出された黒点相対数の移動平均値が2019年12月に1.52で最小となってからは増加傾向にあるとしており、この月を境に第25太陽活動周期が始まったとみられています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

sorae 宇宙へのポータルサイト 9/16(水) 20:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/912125f24638d94d8328af5e4f197823f3d3ed7a