新型コロナ「後遺症」と「差別」ポテチと白米が判別できない

 2020年8月下旬の時点で、日本国内での新型コロナウイルスの累計感染者は、6万5000人を超えた。
 日を追うごとに増え続ける感染者数だが、注目したいのは退院者の総数。 
 すでに、およそ5万2000人以上が、症状が回復して退院している。

 そうした “元感染者” たちは、どのように暮らしているのか。
 本誌が彼らを訪ねると、現在も後遺症に苦しめられるばかりか、職場はおろか家庭でも、“排除” され、「感染」の事実を言えない日々を過ごしていたーー。
 今回は、IT企業勤務の男性・Eさん(36)の話を聞こう。

 「4月中旬、お昼にコンビニの弁当を食べているときに、強い違和感を覚えました。
 味がしなくて、何を食べているのかがわからないのです」

 Eさんは、そう語る。味覚の異常に気づいた瞬間の描写が、生々しい。

 「健康志向の強い妻が作った弁当に慣れているので、味つけが濃いコンビニの弁当の味がしないはずがない。
 おかしいと思って、会社の体温計で熱を測ると、37.5度ありました。

 すぐに病院に行き、紹介状を書いてもらって、PCR検査を受けました。
 2日後に陽性診断が出ました。
 それから1週間ほど自宅療養を続けました。
 でも、熱が上がったり下がったりの繰り返しで、いっこうによくならない。その後、国立国際医療研究センター病院に入院しました。

 入院中は、とにかく免疫力をつけるのが必要だということで、ひたすら横になって徹底的に体を休めました。
 夜になると熱が高くなるので、解熱剤をもらっていました。
 入院しているという安心感も大きかったのか、入院して6日後には熱も下がって退院となりました。

 ただ、後遺症として、今もって味覚が回復していないのが悩み。ポテトチップスと白米の味の違いがわからないのです」

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

SmartFLASH 9/7(月) 6:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ee984c770287f99f1721e7d6a8c48d08d5e3459