座礁船がサンゴ削り水濁る モーリシャス、死滅の恐れ
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 モーリシャス沖で発生した日本の貨物船の重油流出事故で、現地で活動する日本の国際緊急援助隊2次隊が25日、オンラインで記者会見した。
 座礁したままの船体後方部が波の力で動いて下にあるサンゴを細かな粒状に削り、水が濁って別の場所のサンゴが死ぬ可能性があると明らかにした。

 緊急援助隊は、船の下のサンゴが「相当破壊されていると思う」と指摘。
 粒状になったサンゴが海中を流れて陸に近いサンゴに付着し「窒息したり、ストレスを感じて長期間続くと死んだりする」と警鐘を鳴らした。(共同)

共同通信 2020年8月25日 18時0分
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