0001しじみ ★
2020/08/13(木) 12:05:39.49ID:CAP_USER大宜味村押川では4〜5年前から被害が目立ち始め、ここ2〜3年で拡大。初期に被害が出た農家では約5千坪の半分が枯死し、同じ土地に苗木を植え直しても枯れるという。
県全体の被害状況は調査されていないが、初期に被害を受けた大宜味の農家では収穫量が被害前の25トンから15トンに激減した。同村産業振興課によると、もう一つの産地、上原でも同様の被害が報告されている。
名護市の勝山シークヮーサーの安村弘充社長によると、勝山では少なくとも21カ所で被害があり、木が半減したエリアもある。虫の食害もあるが、枯れた土地に苗木を植え直しても育たないため、虫だけが原因ではないとみている。
JA北部地区営農振興センターによると、ゴマダラカミキリやナガタマムシによる食害の他、土壌の病原菌による疫病が考えられるが、どちらが原因か、双方が影響しているのか特定できていない。疫病には2種類の農薬が登録されており、改善事例がある一方、症状を遅らせるだけの報告も多く、効果は不明という。
本部町では県のPCR検査で、幹の根元に発病し木を枯死させる「すそ腐れ病」と診断された農家がある。5〜6年前から被害が出て、約300坪(990平方メートル)の9割が枯死。被害額は300万円以上に上る。農薬が効かず、畑をやめることを考えている。大宜味では「シークヮーサーのコロナだ」と悲鳴も上がっている。
県によると、被害が出た場所ごとに個別診断しないと原因は特定できない。近く関係者で会議を開き対応を協議する。
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