木製の土木用具を加工するのに青銅器や鉄器の刀子=ナイフを使ったかも知れんぞ
倭人伝には鉄鏃、骨鏃としか書いて無いw

縄文時代の鏃はガラスのような黒曜石で作られていて、厚みが薄く、三角形である。
それに比べ、弥生時代中頃の近畿地方の鏃は分厚くて重く、
中には三角形のものもあるが、大多数は木の葉型である。
弥生時代に入っても初めのうちは軽い鏃を使っていたが、紀元前1世紀から1世紀ごろの
近畿地方から香川県にかけての地域では、形が大きく重さも重くなり、
深く突き刺さる鏃が現れるようになった。つまり、武器としての使用も増えた。

栃木県北部にある剣ヶ峰が原産の黒曜石の石器が矢板市より200キロメートル以上離れた
静岡県三島市や長野県信濃町の遺跡で発見されている。