蝉は樹木にとっては害しか為さない害虫だろうと思う。
ならば、樹木はその樹液を吸う蝉に樹液を吸われにくく
進化していても不思議では無い。たとえば、樹液の中に
蝉が摂取することで不健康になる、身体が弱るような
蝉にとっての毒物質を分泌すれば、そのような樹木の
樹液を蝉が吸わないように進化していき、有利になるはず
である。蝉が樹液を吸わない樹木があるとしたら、そのような
樹木の樹液には蝉にとってなんらかの毒物質が含まれて
居るかもしれない。
 それにしても、あんなに堅い樹皮を突き破って樹液を
吸えるというのは不思議でしか無い。何度も吸っていると
そのうちに先端の切れ味が悪くなって樹皮を突き破って
樹木の樹液を受益できなくなるのではないかと心配になる。
蝉があまり長生きできないのは、もしかしたら堅い樹皮を
破って樹液を吸えなくなって餓死してたりするのが原因だったり
しないのかな?