新型コロナウイルスの感染拡大により日本ではマスク・トイレットペーパー・消毒液の不足が叫ばれており、厚生労働省および経済産業省が専用の対策ページを公開し、国内主要メーカーの生産状況などの情報を共有しています。日本だけでなく海外でもトイレットペーパーや消毒剤の買い占めが問題視されており、一部のユーザーは手指消毒用アルコール(消毒液)の代用品としてアルコール度数の高いウォッカなどのお酒を使用している模様。この状況に対して、メーカーが「ウォッカは消毒液ではありません」と呼びかけを行っています。

No, you can’t use Tito’s Vodka to make homemade hand sanitizer
https://www.dallasnews.com/news/public-health/2020/03/05/no-you-cant-use-titos-vodka-to-make-homemade-hand-sanitizer/

Tito's Vodka would like to remind you that it *isn't* a replacement for hand sanitizer
https://mashable.com/article/titos-vodka-hand-sanitizer/

新型コロナウイルスの感染拡大により、全世界的にマスクや消毒液が不足しつつあります。そんな中、アメリカのウォッカメーカーであるTito's Handmade Vodkaによる以下のツイートが話題を呼んでいます。

あるユーザーの「Tito's Handmade Vodkaのウォッカを買って家族のために消毒液を作ってください」というツイートに対して、Tito's Handmade Vodkaは「アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、消毒液には少なくとも60%のアルコールが含まれている必要があります。Tito's Handmade Vodkaのアルコール度数は40%であるため、CDCの推奨事項を満たしていません。詳細については、添付をご覧ください」とツイートしています。

詳細が記されているという、Tito's Handmade Vodkaが添付した画像は以下の通り。ここには「CDCによると、『多くの状況下で、細菌を取り除く最善の方法は水と石けんで手を洗うことです。もしも石けんと水を用意できない場合、60%以上のアルコールを含んだアルコールベースの消毒液を使用することも可能です。消毒液に60%以上のアルコールが含まれているかどうかは、製品ラベルを見ればわかります』とのことです。Tito's Handmade Vodkaのアルコール度数は40%で、CDCの要求を満たしていません」と書かれており、情報源としてCDCの手洗いに関するページを挙げています。

続きはソースで

https://i.gzn.jp/img/2020/03/06/vodka-not-replacement-sanitizer/00_m.jpg
https://gigazine.net/news/20200306-vodka-not-replacement-sanitizer/