人力車は日本の発明、なんて話だっけ?

ヨーロッパ人が不思議がったと
「一人の人間を犠牲にして一人の人間が得する、しかもそれが商売になる
これは意義があるのか?」と

まあ、ずーっと屋内にいるお偉いさんは1qも歩けないような人も多いからなあ
昔から日本は籠屋というのはいたし、鍛えた人が人を運ぶのは慣れていた

その上で、人力車というのは鍛えた人にとってはとてもありがたい物だったという
自分の走った速度が慣性になる
自分の足だけで走ると足裏が摩擦になってしまうのでスピードが一定以上に上がらないが
(胴体をうまくコントロールするとその減速を抑えることが出来る)、
石畳でもいいので舗装された道を人力車で走るなら、足を後方に蹴るのに集中した動作で動かせるので
スピードを足の回転させる速さまで上げられることになる

そんな訳で、江戸から日光まで人力車は平均速度20km/hで走る事もあった、との事である

だが鍛えてない人が人力車を引くと足への負担がやっぱり大きい
特に止まる時が大変で、必死でブレーキを掛ける事になる