【古生物学 】ダチョウの3倍ある巨鳥の化石を発見、北半球最大 体高3.7メートル、太古の人類が食べていたか[07/03]
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ダチョウの3倍ある巨鳥の化石を発見、北半球最大 体高3.7メートル、太古の人類が食べていたか
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/070100383/
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2019/7/2
NATIONAL GEOGRAPHIC
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【科学(学問)ニュース+】
約200万年前のヨーロッパでは、巨大ハイエナやサーベルタイガー、ラクダなどが闊歩していた。
時に太古の人類と遭遇することもあっただろう。
今回、その中に高さが3.7メートルもある巨大な鳥が加わった。
古生物学者にとっても驚きの発見だ。
(参考記事:「解説:新種の人類、ルソン原人を発見、フィリピン」)
6月26日付けで学術誌「Journal of Vertebrate Paleontology」に発表された論文は、
北半球に生息していた巨大な飛べない鳥についての初の報告例だという。
この絶滅した鳥は、Pachystruthio dmanisensisと名付けられた。
体重はなんと450キロもあり、現在生息している最大の鳥、ダチョウのほぼ3倍になる。
(参考記事:「巨大な古代鳥類:頭蓋骨」)
「これまで、太古の巨鳥と言えば、マダガスカルやニュージーランド、オーストラリアのものと考えられてきました。
しかし、今回の発見は、かつてのヨーロッパにも巨大な鳥が生息していた証拠です」
と、米スミソニアン国立自然史博物館の鳥類の学芸員ヘレン・ジェームズ氏は話す。
なお同氏は、今回の研究には関わっていない。
また、英ロンドンの動物学研究所の古生物学者で、
マダガスカルの絶滅した巨大な鳥エピオルニスの専門家でもあるジェームズ・ハンスフォード氏は、
絶滅した巨鳥の化石は世界的にも非常に珍しいと付け加える。
(参考記事:「エピオルニスの巨大な卵を探して」)
地形や近くの遺跡などの手がかりから、この飛べない鳥Pachystruthioは、
初期人類ホモ・エレクトスにとってご馳走だった可能性がある。
なにしろニュージーランドでは、やってきた人類が巨大な飛べない鳥モアの味を覚え、絶滅に追いやったのだから。
(参考記事:「現代的生活の起源はホモ・エレクトスか」)
・「古代動物の骨の宝庫」で発見
今回新たに記載された鳥の化石は、黒海の北岸、クリミア半島にあるタヴリダ洞窟で、2018年の夏に発掘された。
タヴリダ洞窟は古代動物の骨の宝庫と呼ばれており、この鳥の大腿骨は洞窟の「ハイエナの巣」と呼ばれる場所で見つかった。
ここから巨大なハイエナの骨が大量に見つかったことが、名前の由来だ。
(参考記事:「失われた楽園 クリミア」)
ジェームズ氏によれば、鳥の骨が1本だけ見つかるのは珍しいという。
もし動物がその場所で死んだのであれば、骨格全体が見つかるはずだからだ。
捕食者が骨を洞窟の中に引きずってきたのかもしれないが、実際に何が起きたのかを知るのは難しい。
それでも、大腿骨の保存状態は信じられないほど良好で、この化石をダチョウと近縁の他の鳥の大腿骨と比較したところ、
新たな属であることがわかり、Pachystruthioと名付けられた。
「骨の太さが、分類する上で鍵となる特徴でした」
と研究リーダーを務めたロシア科学アカデミー古生物学研究所の古生物学者ニキータ・ゼレンコフ氏はメールで述べた。
大腿骨が無傷なため、骨の長さに基づき、鳥の体高と体重を推定できた。
・ヨーロッパチャンピオン
「新発見の鳥は、ヨーロッパでは桁外れのサイズです。
世界最大でこそありませんが、ヨーロッパチャンピオンです」
とハンスフォード氏は話す。
この古代の巨鳥に大きさで勝っているのは、マダガスカルに生息していた巨大な鳥、
ボロンベ・ティタン(Vorombe titan)とエピオルニス・マキシマス(Aepyornis maximus)の2種だけだ。
(参考記事:「太古の森にすむ巨鳥 ヒクイドリ」)
Pachystruthioの足の骨は、絶滅したエピオルニスやモアに比べ、
長く細いことから、どのように移動していたかを推測できる。
「骨幹が真っ直ぐなことから、かなり重く比較的足が遅い鳥だったと考えられます。
おそらく、一部のエピオルニスよりは速かったでしょうが、現代のダチョウほど速くはなかったでしょう」
と同氏は話す。
■■続きはソースをご覧ください。 > 体重はなんと450キロ
食い応えありそうだなw 体高3.7メートルって、驚いて頭を上げたときのイャンクックが
だいたいそんなサイズかねえw >>9
よくわからん
隣にタバコケースを置いてくれ >>1
逆だ。鳥が人間を食ってたんだよ。
>>11 だよな「太古の人類“を”食べていた」じゃないの?w 450`の鳥なら食肉用に復活させてもいいじゃん
100年後くらいにはできるんかなあ ダチョウの3倍の鳥に頭つつかれたら人間なんて終わりだろwww そんな鳥がいて、逆に今まで化石が発見されなかったのが不思議だわ。 >>15
鶏にすら人間は勝てないからな
武器持ってやっと戦える >>1のつづき
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/070100383/?P=2
Pachystruthioの足の骨は、絶滅したエピオルニスやモアに比べ、長く細いことから、
どのように移動していたかを推測できる。
「骨幹が真っ直ぐなことから、かなり重く比較的足が遅い鳥だったと考えられます。
おそらく、一部のエピオルニスよりは速かったでしょうが、
現代のダチョウほど速くはなかったでしょう」と同氏は話す。
しかし、Pachystruthioはハイエナやサーベルタイガーと共存していたため、
足の速さは捕食者から逃げる上でより重要だったはずだ。
タヴリダ洞窟の骨とジョージアのドマニシ遺跡で見つかった鳥の骨との類似点から、
この鳥はホモ・エレクトスと同時期に生息していたと示唆された。
研究者によると、Pachystruthioはドマニシ遺跡のある南コーカサス地方から
黒海地域に移動してきたのではないかという。
ドマニシ遺跡では、ヨーロッパ最古の人類の骨も見つかっている。
ホモ・エレクトスは、この更新世初期に北上を始め、ヨーロッパに広がっていった。
タヴリダ洞窟のカルストの岩やその他の周囲の地形の特徴は、
この人類がたどった移動経路の環境と一致する。
今回見つかった鳥の骨からは、ホモ・エレクトスがこの巨大な鳥を狩っていたことを示す
直接的な証拠は見つけられなかったと、ゼレンコフ氏は認める。
それでも今回の発見は、絶滅した初期人類が大陸を横断する旅をしていた時に
遭遇した(そして食べた)かもしれないものに関する新たな手がかりを与えてくれる。 たまごもでかいだろうし、10個パックじゃ重くてもって帰れんな。 >>11
猛禽類が小動物食べるのと同じ感じだろうな >>17
生の腿肉を薄くスライスして
九州の甘口醤油をつけるといくらでも食えちゃうんですよ >>16
化石になるってのがまずすごい低確率なのを知ろう
化石が発見されてる古生物なんか当時の生態系のごく一部でしかない アヒルの卵で目玉焼き作って食った事ある
すげー不味かったぞ
鶏卵が如何に人に合わせた味なのか
よく判ったわ >>17
火と塩さえあれば美味しいかもだけど当時はやっぱ生なのかねえ。。。 >>1 こんなのに突っつかれたら、マジ死ぬわ ((((゜д゜;)))) 重力が少なかったんだろうね
やはり大量の水は月から来たか ダチョウは可愛い…しかし、3倍の大きさのダチョウのような鳥なら、恐くなる >>11
無条件に人が巨大生物を狩る事にロマンを抱くのは、かつて人がこうやって比較的愚鈍な補食者とギリギリな争いを続けて来たからかもしれんな
原始的な記憶なんだろうな >>1
にもあるけど
モアやエピオルニスは
人間が食べ尽くして絶滅したわけで
やはり人類恐るべし >>43
これ恐鳥か?
こいつダチョウみたいな草食じゃないかなー >>21
いやいやいやデカいって
しかも目が離れてるから横向いて睨みつけるんだぞ怖いぞ >>9
大きさが重要なのにすぐ横にヒトを描かないのはどうかしてるな 当時の人類ってオーガみたいなのがごろごろいたんすかね >>50
200万年前ってアウストラロピテクスや、そこから脳が大きくなった
ホモ・ハビリスの頃じゃなかったか
身長は130cmくらいだ
ただ、アウストラロピテクスの中には160~180cmくらいの大型になった連中もいたらしい 「北半球最大」って時点でお察しだな
既知のデカい鳥は南米とアフリカ産ばかり >>58
他の生物相がダチョウの生息環境と似てて、かつマダガスカルと最後の方までつながってたインドあたりにも巨鳥とかいそうだけど、
現存種はいないし化石種も聞かないね。
なんでだろ。 >>37
むしろ体温維持のために大型化するんじゃなかったっけ? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています