【原子力潜水艦の先駆け】「潜水空母」伊四百型はなぜ生まれ、何を残した? 旧海軍、乾坤一擲の「秘密兵器」[02/13]
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旧日本海軍の伊四百型潜水艦は、実際の戦闘を経験しないまま終戦を迎えました。しかし従来の潜水艦とはスペック、役割、ともに一線を画しており、のちの世に与えた影響は計り知れないといいます。
■旧日本海軍の秘密兵器、秘密のまま終戦
太平洋戦争において、日本が無条件降伏を宣言した1945(昭和20)年8月15日から2週間が過ぎた、8月30日の明け方のことでした。太平洋の三陸沖で、アメリカ海軍の潜水艦「セグント」は、水上航行する見慣れない大型の潜水艦を発見し、発光信号を発して停船させます。
「セグント」の乗員はこれに接近して、その巨大さに驚愕します。謎の大型潜水艦の正体は、日本海軍の秘密兵器、「潜水空母」伊四百型の2番艦である「伊四百一」だったのです。当時、アメリカ海軍の潜水艦としては大きいほうである、パラオ級潜水艦「セグント」は全長95m、水上排水量1526トン、水中排水量2424トンでしたが、伊四百型は全長122m、水上排水量5223トン、水中排水量6560トンなので、「セグント」の乗員がその大きさに驚くのも無理はありません。
軽巡洋艦「球磨」が常備排水量5500トンでしたので、軽巡洋艦なみの大きさのイメージです。1959(昭和34)年11月に、アメリカの原子力潜水艦「トライトン」が就役するまで、伊四百型は世界最大の潜水艦でした。通常型潜水艦では、2012(平成24)年に就役した、中国の潜水艦発射弾道弾実験艦032型(NATOコード名「清」、水中排水量6628トン)まで破られていません。
■目指せニューヨーク! 潜水艦の役割を大きく変えた伊四百
第2次世界大戦当時の潜水艦は、偵察や、敵の艦船を魚雷や大砲で攻撃するのがおもな任務でした。しかし伊四百型が目指したのは、水上攻撃機を搭載しアメリカ東海岸まで進出して、沿岸部や物資を乗せた商船を攻撃する「通商破壊」を行うという、壮大なものでした。
太平洋戦争の開戦当初、日本海軍は国力の限界から、アメリカ海軍との短期艦隊決戦に勝利し、早期講和に持ち込む戦略でした。しかしアメリカは艦隊決戦を挑もうとはせず、段階的にじわじわと島々や海域を奪回していく作戦を採ります。
日本は長期戦になるほど不利になります。そこで、アメリカの世論が日本艦隊との早期決戦を要求するよう“あおる”ため、ワシントン、ニューヨークなどアメリカの政治や経済の中枢が集まるアメリカ東海岸を直接攻撃する作戦が立てられます。直接の被害は限定的でも、ニューヨークやワシントン上空に「日の丸」をつけた攻撃機が飛来して爆弾を落とし、また東海岸沿岸の船舶を攻撃すれば、アメリカ世論に大きな影響を与えることが期待できるというわけです。
この破天荒とも思える計画推進には、山本五十六長官の意向も強く働いていたといわれます。山本長官はアメリカの国力を知り抜いており、短期決戦から早期講和の流れを作りたかったのです。伊四百は従来の潜水艦の任務を超えた、「戦略的任務」を託されていました。
1942(昭和17)年、6月の「ミッドウエー海戦」敗戦後に策定された、戦備に関する「改マル5計画」において、「潜特型」と呼ばれる大型潜水艦の整備計画が決定されます。これが伊四百型です。計画では、水上攻撃機2機搭載、航続距離3万3000海里(約6万1000km)、連続行動期間4か月という物凄い性能。ちなみに地球1周は約4万kmなので、単純計算で地球を1周半できます。この「潜特型」の潜水艦を18隻建造し、2個潜水戦隊を編成することになっていました。
■伊四百型潜水艦は3隻が竣工した。写真は相模湾沖で撮影された伊四百、左奥にアメリカ海軍の駆逐艦「ブルー」(画像:アメリカ海軍)。
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乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/83357
続く) >>1
最近の主流は米東海岸攻撃目的説になっているんだな
俺は、従来のパナマ運河攻撃目的説の方が説得力があると思うけどね 原子力潜水艦の優位性を
図体のでかさと積載能力に求めるなら伊号(実績なし)
戦略兵器としての運用に求めるならUボート(通商破壊の実績あり)
航空兵器、対地攻撃に求めるなら空母打撃群
長期の活動期間に求めるなら原子力艦船 >>86
そらYouTubeなりで日本賛美しまくってるからな
現実知らない引きこもりが自身の願望込みで海外の反応だかなんだかで悦に入ってるんだから始末におえん
それ見て真に受ける日本人もかなり多くて痛々しいわ たぶん
ニューヨークに爆弾一個落としただけで
日本人は末期以上の皆殺しのような扱い受けるよ
それでなくても
空襲で焼野原に大量虐殺、原爆まで落とされてんだから たぶん
ニューヨークに爆弾一個落としただけで
日本人は末期以上の皆殺しのような扱い受けるよ
それでなくても
空襲で焼野原に大量虐殺、原爆まで落とされてんだから >>121
ミッドウェーは日本がアメリカに挑んだ結果
アメリカが日本に挑んだものじゃない >>63
大戦初期から日本の潜水艦ではビタミン剤のサプリを使ってたぞ
飯と一緒に食ってた
あと400型の搭載数は3機な 第二次大戦中でも潜水艦乗員には最も良い食料を供給してた
Uボート末期でも各国海軍でもそれは変わらないし、今でもそうだよ
中でも米海軍が一番食料には気を配ってるけどね
潜水艦でもアイスクリームとソーダの製造機が各艦に備えられてる 米潜水艦
アイスクリーム製造機が故障したから
出撃停止したとかきいたな。 >>135
無知か?
ユーボートがどこから主に出撃してたとか戦況の推移とかでも知らんのか? 海上自衛隊の潜水空母「まほろば」
全長1km
排水量100万t
搭載原子炉10基
搭載機200機
H3発射設備搭載
イージスシステム搭載
護衛用原潜3隻、巡洋艦1隻、駆逐艦3隻、無人艦20隻
用途離島奪還用 Uボートは50名ちかい乗員なのに便器が1つしかなかった
しかも操作が非常に難しく、誤った操作をすると便器に○した直後の汚物と海水が
操作者に降り注ぐというまことに恐ろしいシロモノだった
(汚物が蓄電池に達してしまい、艦内換気のために浮上したら見つかって
爆撃され已む無く自沈せざるをえなかった艦もあった)
またトイレは度々食糧倉庫として使われていたというまことに恐るべき状況で
兵士用寝台は汚れ、皮膚病が蔓延したという 日本軍の潜水艦はトイレは2つあったが、操作を間違えたために汚物の海流が
艦内廊下を水浸し・・・じゃなくて○浸しにしたこともあったらしいが
ことトイレに関しては、日本軍は独Uボートより遙かに優れていた
海水式水洗便所であり、Uボートと違って潜水中でも使用できるうえ
臭気を防ぐために苛性ソーダの空気清浄器も備えていた
・・・・ニッポンの誇る技術はトイレにあったのだ
しかし操作は相変わらず難しい(給水はナ弁、ガ弁、シ弁と3つ、排水はハ弁、イ弁とあり、
適切な操作をしなければならない)
その上、トイレ使用には先任将校の許可が必要であった いろんな意味で日本は凄い国だと分かった。
今はどうかな、最新の報道によると豪州が日本製の潜水艦を導入するかもしれない
という。伊400型潜水艦の誇りが今に伝承されているのだろうか。 便器一つでニッポン凄いと判ったの?
正しい理解だね 第二次大戦で潜水中に便所が使える潜水艦建造できたのは
アメリカと日本だけ 日本軍の潜水艦はトイレは2つあったが、操作を間違えたために汚物の海流が
艦内廊下を水浸し・・・じゃなくて○浸しにしたこともあったらしいが
ことトイレに関しては、日本軍は独Uボートより遙かに優れていた
海水式水洗便所であり、Uボートと違って潜水中でも使用できるうえ
臭気を防ぐために苛性ソーダの空気清浄器も備えていた
・・・・ニッポンの誇る技術はトイレにあったのだ
しかし操作は相変わらず難しい(給水はナ弁、ガ弁、シ弁と3つ、排水はハ弁、イ弁とあり、
適切な操作をしなければならない)
その上、トイレ使用には先任将校の許可が必要であった ガトー級は戦後日本に供与されて海自所有の初めての潜水艦になった
海自は旧日本海軍だった者も多く入隊したから比較ができるが、そのガトー級と
日本の潜水艦との差に驚いたという
今でもアメリカでは複数艦が展示されてるからわかるが、装備のゴージャスさは目を見張らされる
トイレやシャワーなどはアメリカらしいデラックスなものだ
大型の伊号潜水艦でさえシャワールームなどなかったから、当時の海自クルーはアメリカを羨ましく思っただろう
(一部の艦には元シャワールームだったという喫煙室があったりだから、新造時はあったのかもしれないが・・真水制限で潰されたか)
オール電化キッチンや電子レンジ、サイダー、ソフトクリーム(アイスクリーム)自動製造機などは
やはりアメリカならではのもの、と言わざるを得ない
しかし、アメリカが何でも優れてるわけではない
例えば日本海軍は栄養には気を配ってたと見えて、欠乏するビタミンC対策で潜水艦内で「もやしを栽培」してたという
実に日本らしい誇らしいアイデアではある・・・ >>51
みちびきの成功をみて
火星往還機作るようなものだな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています