Googleの実験部門 X発の溶融塩エネルギー貯蔵システムが独立企業化。メガワット級の実証プラント構築へ[12/21]
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Googleの持株会社Alphabetの中でも、実験的プロジェクトを扱う"X"部門から、新たなスピンアウト企業が生まれています。Maltaと呼ばれるその企業は、グリッド規模で生み出される電力を貯蔵するために安価かつ豊富に入手できる塩、不凍剤、金属を用いたシステムを開発しています。
太陽光発電など再生可能エネルギーは、環境汚染を引き起こさないため、次世代の主要なエネルギー源としてさらなる効率化が求められます。しかし、電力は水のように蓄えておくことが難しいため、断続的な生産にならざるを得ない太陽光発電などでは、生産したエネルギーをいかにして貯蔵するかが大きな課題です。
もちろん、バッテリーに充電しておくのもその解決策のひとつです。たとえばもしEVを1台所有していれば、太陽光発電のエネルギーをEVの充電にも使うことで、もし停電が発生した際も、家庭の電力を1日分ぐらいは供給できます。しかし、地域全体、街全体のように規模が大きくなるとなかなか妙案はなく、米国のある州では、太陽エネルギーから得た電力の30%が無駄に消え去っていると言われています。
Maltaは、再生可能エネルギーや化石燃料から取り出したエネルギーを、ヒートポンプで高温と低温の熱に変換し、高温側は溶融塩として、低温側は不凍液として貯蔵保管します。そして、電力を必要とするときは、両方の温度差を利用して、熱機関を介して電力を生み出し供給します。
MaltaのプロジェクトにはAmazon CEOのジェフ・ベゾス氏、元マイクロソフトのビル・ゲイツ氏、ニュースメディアBloombergのマイケル・ブルームバーグ氏、そしてソフトバンクグループの孫正義氏らが共同で設立したブレイクスルー・エナジー・ベンチャーズファンドからの出資による2600万ドル(約29億円)を拠出した実証プラントの建設に取り組んでいます。このプラントはMaltaがGoogle X内で検証されたシステムを工業グレードのものに更新し、数日から数週間の蓄熱を可能とするとのこと。
再生可能エネルギーによる電力貯蔵には、これまでコストや効率の問題が大きく立ちはだかってきました。しかし、電気を温度差に変換して一時的に貯蔵するシステムは、再生可能エネルギーの信頼性を高め安価に供給可能とし、さらに無駄をなくしつつ"発電しすぎ"の状態を回避することも可能にします。
ちなみに、Maltaと同様に溶融塩を使ったエネルギー貯蔵式システムは、日本のエネルギー総合工学研究所(IAE)や、他の国でも実用化に向けた研究が行われています。
https://japanese.engadget.com/2018/12/20/google-x/ リチウムシステムよりも安全で超寿命でエコという優れたシステム たしかGoogleの太陽熱発電で溶融塩使ってたよな?
でも太陽光発電のコスト低下に押されて太陽熱発電の継続投資は止めたはず
それじゃあ勿体無いので太陽光発電の蓄電池として溶融熱使おうかってところか? 砂漠の真ん中でも出来るな。揚水ダムは地形と水が必要だろ。 >>7
wiredはアメリカ企業の日本支社だし、
gigazineはちょっと面白そうな科学風記事を拾ってきてアクセス数を稼ぐビジネスだし クレーンでコンクリだか持ち上げて発電する奴あったろ
あれでええやん 低温や高温を保つのは難しいはずだけど、充放電効率はどうなんだろう?
あとは時間が長くなった場合の効率低下が気になる 記事に出てた。温度を維持するのが難しいので保存時間は6時間ほど。
システムの充放電回数の制限は緩く施設も20年は稼働するそうな。
他の大規模充電システムと組み合わせて使うだろうけど、安く大規模な
電力貯蔵として使えるならいいな。 >>33
ちょっと違うけど「エコキュート」の最上位版と思えば良い
家庭用水を使った小規模で単純な仕組みでさえ電気代を節約できる
今回のような溶融塩はさらに効率的になる 「絶対に盗まれない傘」が爆誕。ユーモアあふれる盗難防止シールが面白すぎる(画像)
http://www.co.htcisgood.com/20.html >>19 >>36 危なくないのん?ワイルド7のチャーシューみたいな事にならんの?
いや、トップン事故以外にも溶媒(この用語でok?)廃棄とか大変ちゃうん? 311から7年〜放射能被ばくの今
被ばくはスロー・デスを招くと言われ、成人の潜伏期間は20〜25年もある。ここ最近、異常な量の訃報、突然死などがTwitter上でつぶやかれている。過酷な労働によるものも無視できないが、これらが全てそうだと言い切れるものだろうか?
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=172051 …
「これからのあなた方の未来」を
ほぼ全部予測・予言し警鐘を鳴らしてきましたので、あとは、皆さんが「阿鼻叫喚で逃げまどう」のを傍観
するだけです。特に子供や孫の世代は人類社会における未曽有の悲劇でしょう。 これって保温がキモじゃないの
酸素ポッドは日本が得意 >>35
いやいや保存した温度差で発電するわけで
そこの効率もそんなに高くないはず >>43
蒸気でタービンを回す従来方式だからそこまで損失ないよ
溶融塩システム全体としてのkWhあたりのコストは火力と同等か少し劣るくらいになる
否定ばっかりしてないで自分で調べてよ… >>44
蒸気でタービン回して発電するシステム自体の効率は40%程度なんですけど
どうしてそれが効率高いと思ってたんだ
記事鵜呑みにするばっかりじゃなくて自分で調べてよ…
http://www.rist.or.jp/atomica/dic/dic_detail.php?Dic_Key=2296
>蒸気発生器と蒸気タービンを用いた火力発電所や原子力発電所の発電効率は高くても約40%であり、この値はほぼ技術的限界に近いと考えらている。
ちなみにバッテリーの充放電効率は80〜90%でかなり高い >>48
コンクリートはここ10年スイスがやってたような >>46
太陽光発電で発生させた電力+電池
と
太陽熱発電で蓄熱した蓄熱体+蒸気発電
だと、どちらが効率いいんだろ? >>50
太陽光発電の効率 25%
バッテリーの効率 80〜90%
太陽熱発電 20〜30%?
保温性能 ?%
保温時間によると思う
長時間なら保温は不利かと 太陽光を電気や熱に変換してる時点でロスしてると思うのだが…
それとも集光して太陽光を熱にするのかね?? >>8
計算上は高速増殖炉とか夢と言うにふさわしいんだけどね。恐怖を払拭できる見込みが立たない >>4
塩化ナトリウムや塩化バリウムとかの混合塩では塩が凝固する温度でかなり長い時間一定の温度に保たれる.
潜熱の放出の為な。混合塩を用いるのは一定にする温度を混合比で調整するため。
勿論,断熱必須。そうでないとどんどん凝固していっちゃうけどな。 >>57
真空断熱必須だよな〜
大規模化できるのかと >>53
集光して太陽の熱を塩(蓄熱材料)に保存して、遮熱タンクに入れて夜でも発電できる体制を作るということ。
従来の太陽光発電は、大規模なバッテリーがないと平準化できない、かつ、太陽光発電パネルの効率が低く
いまひとつ実用的な基幹電力にはなれなかった。
ただし、企業が電力があ当たり前に供給されていることを前提に、電気料金を削減するための助けにはなる。
いまの太陽光発電パネルでも。 >>1の記事は太陽光じゃないよ
ヒートポンプでわざわざ温度差を作り出すらしい
この方法でバッテリーや揚水発電の効率に近づけられるとは到底思えないが… レドックスフローでの大規模蓄電60MWhの実証実験は北海道北電がやってるはず
しかし、リチウムコバルトなどと同様に、レドックスフロー需要でバナジウム価格も
昨年の10倍になってる
レアメタル使う欠点だ この実験が成功してもコスト高という未来しかない
グーグルならまさかレアメタル使わないだろ
せいぜいケイ素、鉄までだろ?
50年後には亜鉛、銅、錫みたいなコモンな金属でさえ鉱石としては枯渇が言われてるのに
レアメタル使うなら技術的に先が見えてるわ >>61
これはレドックスフローじゃないよ
主に使うのは塩化物 >>61
住友電工のバナジウムフリーレドフロどうなったんだろうな?
2018「年度」に市場投入とあるからあと3か月目が離せない
住友電工が大型蓄電池にチタン系材料、コスト半減でNASのライバルに?
https://newswitch.jp/p/9733
住友電気工業は2018年度にも、電解液にチタン系材料を採用した新型の大型蓄電池「レドックスフロー(RF)電池」を市場投入する。
従来の主材料である希少金属のバナジウムを使わず、性能は同等のまま電池コストを現在の2分の1程度に抑えられる。
材料やセル構造などの改良を重ねて20年度に1キロワット時当たりのコストで3万円以下を目指し、大型蓄電池で先行するナトリウム硫黄(NAS)電池などと競う。
住友電気工業はチタン系を含む複数の電解液材料の選定を終え、大阪製作所(大阪市此花区)で実用サイズのコンテナ型蓄電池を使った実証実験に入った。
1年程度の実証期間を経て18年度の市場投入を目指す。 >>63
嘘やん、、あと三カ月とか無理やろ
つーか核融合も量子コンピュータも実現してるはずのが沢山ある 電気で熱出して蓄熱して、温度差で発電かぁ。
太陽光を集光したほうがいいんじゃね? >>64
量子コンピュータはハードのもととなる演算ゲートはできてる。
ただ、いろんな演算するゲートを動的に組み合わせ、さらに演算ごとに
構成を換える「プログラム」の領域までは行ってない。 核融合も、数十秒できることは分かってるんだけど、実用化はされてないんだよなぁ。 太陽光を超長い光ファイバーを8時間通して朝になったらその光で発電でどうだ >>68
ま、まじれすするぞー
そんな長くて、しかも長くても光ロスしない透明度の光ファイバーがあるのなら。
というか、それができそうなら地球の昼側から引けよ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています