意外と低い戦車の稼働率、クルマのようにいかないワケ ドイツ電撃戦などの実態は…?[12/04]
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■戦車は敵と戦う前に故障と戦う
日常使うクルマはエンジンキーを回しさえすれば、すぐにエンジンが掛かって走らせることができます。日本の国産車は年1回の定期点検程度で十分、故障することもほとんどありません。一方戦車は違います。カタログデーター通りの性能をいつも発揮できるのはゲーム上だけのお話で、この戦車は動くけど砲が撃てない。こっちは照準装置が不調。あっちは無線機の調子が悪い。などというのが戦車部隊の実情です。
普通のクルマを運転する時、アクセルは精々踏み込んでも半分ぐらいで、いっぱいまで踏み込むことはほとんどないと思います。しかし戦車の場合は常に8割ほど踏み込んでおり、フルアクセルもしょっちゅうです。くるまが旋回するときは遠心力を抑えるためアクセルを緩めますが、戦車は覆帯の抵抗が大きくなるので逆にアクセルを踏み込みます。つねにエンジンやトランスミッション、覆帯には大きなストレスが掛かっています。
そもそも戦車は走り回るのは苦手です。重い鋼鉄の塊を大馬力のエンジンで、走行抵抗の大きな覆帯(いわゆるキャタピラー)を回して無理やり動かしているのです。動けば動くだけ壊れるのが戦車で、普通のクルマとは故障頻度の桁が違います。戦車は敵と戦う前に故障と戦わなければならないのです。
■WW2の戦車大国、独ソではどうだった?
第二次大戦初期のドイツ軍戦車部隊といえば「電撃戦」でさっそうと進撃したイメージがありますが、実際はそうでもありません。たとえば1938(昭和13)年のオーストリア進駐時、ドイツ軍戦車部隊は700kmを行軍して30%近くが故障して落伍しています。まだ開戦前であり戦闘を交えず舗装道路をただ走っただけです。進撃路脇には故障して立ち往生しているドイツ戦車が点々といたのです。
優秀なT-34戦車を生み出したソ連も「負けていません」。ドイツとの戦端が開かれた1941(昭和16)年6月22日からのバルバロッサ作戦で、もっとも装備が充実していたとされるソ連第32戦車師団は、最初の1ヶ月で配備していたKV-1重戦車49両の内37両、T-34中戦車173両の内146両を失っています。ほぼ全滅ですが戦闘損失は3割に過ぎず、5割が行軍途中の燃料切れと故障、2割が戦車兵の未熟な操縦による事故による損失と記録されています。
ある研究では、戦車は走行距離300kmで1回故障すると見なされており、これを1個戦車師団に当てはめると1時間の行軍で2%から20%の戦車が故障で落伍することになるとされています。戦車を万全な状態に保つには1日約8時間マンアワーの労力が必要と言われ、戦車兵の仕事は戦車に乗っているより、工具を握っている時間の方が長いといっても過言ではありません。
■稼働率100%は無理
部隊が持っているどれだけの戦車がまともに走って撃てるかを表す「稼働率」という管理指標があります。エンジンキーをひねればすぐ動く普通のクルマは稼働率100%ということになります。
湾岸戦争でアメリカ軍戦車の稼働率は70%以上をキープしましたが、この数字さえ驚異的で、これこそ何も無い砂漠のまんなかに補給基地を作ってしまうようなアメリカの後方支援部隊による不眠不休の働きと物量の賜物です。アメリカ軍戦車部隊の指揮官は敵イラク軍の動きよりも、味方の後方支援部隊がどこまで付いてこられるかを気にして作戦を立てたといいます。フランス陸軍は予算の制約でパーツ供給が滞り、戦車の稼働率が約4割まで低下し問題になったこともあります。現代戦車はカタログデーターこそ高性能ですが、この高性能はつねに発揮されるという保証はありません。
続きはソースで
https://contents.trafficnews.jp/image/000/023/980/large_181116_tank_06.jpg
乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/82110 軽トラ荷台に対戦車ミサイルや地対空ミサイル乗っけた方が便利かも オスプレイにつめるようにオープントップの軽トラ作ったらいいのに >>103
路面がアスファルトか最悪砂利道ならね
戦車の利点は
・主砲
・装甲
・踏破性
の三点を同時に達成できるところ
あと地味に速度もそこそこ出る >>107
戦車は最高速度よりも出だしの加速力の方が重要だからな。16式MCVと10式TKの発進加速を比較すると、出だしは若干10式の方が速かったりする。 >>109
カタログ性能重視で故障率を気にしない伝統は今の独自動車メーカーも受け継いでる気がする 三菱車は零銭の伝統を受け継いでるなw
空力、燃費重視、ドライバーの安全軽視。 >>113
乗員の安全性を重視したイスラエルのメルカバと対照的なのかもしれない 乗員3名の戦車が増える中、イスラエルが4人乗り戦車を堅持してるのは、
戦車での実戦活動ではいろんなことがおきて、最低4人いないと対応できないかららしい >>115
ブラック企業とは真逆の考え方だよな
たくさんの仕事を少人数でやろうとすると必ずボロが出てくるんだよ エイブラムスも4人だよな
砲弾装填を人間にやらせてるのは当然コストとか、軍の人事の問題もあるが
戦闘では戦車乗員に死傷が出ても継戦能力を保つためっていう哲学があるわけなんよな
戦車は動く限りは人員に死傷が出て欠員が生じても戦わないといけないんだわ
装填手も弾込めるだけじゃなくて、当然戦車操縦訓練、砲術訓練は受けてる
普段は通信担当でもある(履帯が外れたなどの軽故障は全員で直すのが戦車)
そもそも精密機器で圧倒的な遠距離から正確に初弾叩きこんできた戦車で
戦車が被弾することなど無かったわけで、やろうと思えば自動装てんくらいの装置は搭載できただろうがね >>89
確か、61式の要件に貨車での移動が出来るように、と言うことであのサイズじゃなかったかな。 >>109
現在のドイツ軍の方はもっと酷い
尚、英軍もフネの方はドイツ(現在ドイツは水上艦・潜水艦を含めて全艦稼働してない)を笑えない
最新鋭駆逐艦は発電容量不足という致命的なミスが露呈して、全艦とも大型発電機入れる改修作業をやってて
稼働してるフネは1隻もない (なにしろ全兵装・全機能を使うとブレーカーが落ちて停電するフネだった)
フリゲート艦も予算不足で13隻虫1隻しか稼働してない
空母が動けてもお守りするフネが無いのだw 英海軍は >>107
軽トラも農業用だと4WDがあるし、2WD・4WD切り替え方式もあった。 WWIIの頃はそうだったかもしれないけど、いまは違うだろ。
戦車よりも余程巨大だったり可動箇所が多い重機が毎日のように動いてるんだから。
まぁ建機もいまは毎日IoTの技術でモニタリングされてるから、現場でいきなり止まる
こともたまにあるんだとは思うけど。 そりゃ輪っかも4WDとか6輪、8輪となって悪路走破性は高まってるけど
障害物を乗り越える超堤(超壕も)能力では装軌車には全く敵わんぞ
1mくらいの壁なら乗り越えるのが戦車だが、輪っかは正面衝突して玉砕するだけやろ そういえば戦車みたいな幅の広い履帯の車両は実用車両にはないなぁ >>30
その何時もの特亜工作臭が強い発言は何時もの危険思想だね
確かに日本本土周辺は海。だから日本に侵攻する侵略軍など海路あるいは空路で
来るところを海自空自で船ごと航空機ごと叩くのが有利だろうが、
広い日本の海岸線のどこに敵軍が上陸するか分からない。陽動作戦の元に
意外なところに敵軍主力が上陸したらどうする? それは揚陸艦かもしれないし
民間船に偽装した部隊かもしれない。航空機による空てい部隊かもしれないし
秘密な潜水艦による上陸かもしれない。
そのような部隊の水際への上陸や内陸侵攻、原発や発電施設、交通機関
行政企業の重要施設などが襲撃される時、どう対処するんだ。首都は、全国拠点都市は。
そこで防御する側に戦車があれば敵は輸送に関し船も航空機も重量など制限がある中
軽武装の歩兵や軽車両部隊だけでは済まなくなる。分厚い、と言うか特殊複合装甲で
歩兵携行対戦車火器なども防ぎ、強力な戦車砲で攻撃する戦車への対応に没頭されると
言うか非常に不利になるよ。何せ軽車両は勿論侵略軍兵士の装甲(服や皮膚の厚さ)は話
にならない程薄い。防御面で敵は非常に不利になる。
拠点などを襲う敵コマンドも周辺に戦車が他の車両や武装歩兵と共に防備で待ち構えている
のとそうでは大違い。更にそれが最近の自衛隊や米軍のように情報連携して反撃して
攻勢に出れば、侵略や拠点攻撃は極めて難しくなり、あっという間にこちらに殲滅されるか
降伏となるだろうね。まあ実際には上陸軍が来る前に空からの攻撃、戦闘機同志の
空戦は勿論、中国や韓国など日本に照準を向けている通常弾頭型の巡航ミサイルによる
拠点や重要インフラへへの長距離先制攻撃があり、その後その進展を見て上陸部隊の
接近があったり国内のシナチョン市民の便衣兵的蜂起もあるだろう。
戦車をはじめとする陸上戦力はそれらをの意図を粉みじんに粉砕し、日本国内の
治安を守る重要な装備戦力。レンコリ特亜が不要論を言っても一定数は残ります。
ただ時勢に合わせ、緊急展開が早めで105_砲程度の武装やそれなりな装甲を有する
装輪戦闘車も今後は増やしていくと思うよ。 自衛隊や米軍は連携して日本の国民生命や
財産等を守ります 今は、朝鮮みたいに、妙にスペック上げなきゃけっこう走るんだろうな。 >>125
長文だが概ね禿胴
政治N板の>【ロシア】北方領土「どう使うかはわれわれの自由」 で
「日本は戦車などいらないだろ」っていうアホの子がいたぞ
中ロ相手に(ミサイル増やせば、無人機増やせば)「侵略を全て水際阻止できる」とか夢想すぎる
軍事はバランスだっつのがいまだに判ってないのが「戦車などいらないだろ」「陸自なんかいらないだろ」っていうねw >>39
今のドイツ軍のレオ2の稼働率40%切ってる >>121
まず主砲と装甲がないその時点で論外
三点を同時に達成すること意義があるということは一つ二つなら簡単で価値がないという意味が込められていることを理解しよう
更に踏破性もクソ
45°の傾斜を登れるようになってからほざけ
コストと整備性は評価するが >>73
でも本当に補給に気を使えるのは金満軍隊アメリカ軍だけなんだよね
だからアメリカ軍は強いけど異常なくらい高コスト体質なんだよ
二次大戦も米軍がいなけりゃソ連は無くなってたと思うわ
ブリテンは島に引きこもって耐えてただろうけど 近年のアメリカは諸事情から正面装備にばかりカネかけて
4軍全体が備品・スペアパーツ、弾が不足してたんだよ
で、空軍は帳簿では飛べることになってても実際には部品取り用の機体が
あちこちにあった(B1BランサーとA10が特にそう)
海軍も数隻だけという艦は1つが部品取り用だったりした
「白象」呼ばわりされてホッタラカシだった艦もある
マティス国防長官がこの問題に対処して大分マシになったと言われるけど
辞任だから元の木阿弥かもね
正面装備の数だけ揃えても戦争にゃならないんだけどねぇ・・
でも選挙とかが近づくと、無駄にフネ発注しないといけないとかで弾代が無くなるんだよな 今のアメリカは駆逐艦くらいの大型軍艦が建造できるところはもう2つしかない
(失敗に終わったLCSなら小さい造船所でもできるが・・軍艦は儲からないから
造船所はどんどん売りに出されてショッピングセンターになってしまった)
政治的にも雇用維持のためにもフネの発注量落とすわけにいかないんだよ
仕事がなくなると、潜水艦の耐圧殻や、空母甲板みたいな特殊なハイテンを溶接できる
熟練溶接工が散ってしまって集められなくなるからね
ドイツなんか、とうとう造船所1つになったもんなぁ
西側はどこも軍艦建造するのは難しくなってる 軍艦も戦闘機も将来は国際共同で製造する羽目になるのか 日本としては南シナ海で紛争が勃発するのが最良のシナリオ
そうしたら中国の脅威を認識した西側諸国が軍拡に走る
今は東側が頼りないから西側が怠けているだけ >>119
ネタにすれば許されると思うなよ
あんなゴミ恥晒でしかない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています