0001しじみ ★
2018/11/28(水) 19:17:58.88ID:CAP_USERアレルギー疾患の研究に取り組む同大医学部の専門家と、データ解析などが得意な同社の共同研究によって、山梨での花粉症の発症要因や悪化する原因を分析することなどを検討している。
今回の連携で、共同研究のほか、人材交流、双方の研究施設の活用も想定。同大は同社の研究開発や臨床試験のノウハウを活用し、新たな医薬品や医療機器の開発にも取り組むという。
この日、甲府市の同大で行われた調印式で、島田真路学長は「双方の持つ資源を活用し、ヘルスケア分野に革新をもたらす研究成果を上げたい」と期待。甲府市出身の同社の中村和男代表取締役CEOは「山梨になぜ花粉症患者が多いかなど色々な課題がある。何が研究できるか、検討していきたい」と述べた。
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山梨県が6月に実施したアレルギー疾患の実態調査では、3人に2人が「花粉症の症状がある」と回答している。
調査は県政モニターを対象に行い、329人から回答を得た。アレルギー疾患の症状があると回答したのは253人(77%)。疾患別(複数回答)では、花粉症209人(64%)が最多で、アレルギー性鼻炎107人、アトピー性皮膚炎67人、気管支ぜんそく63人、食物アレルギー30人と続いた。
花粉症の症状があると回答した209人のうち、最近1年以内に症状があったのは196人で、「花粉症」と医師から診断されたことがあるのは135人だった。一方で現在、医療機関を受診していないのは112人と半数を超え、市販薬を服用するなどの治療をしていないと回答したのも86人と約4割程度いた。
また、県衛生環境研究所(甲府市)によると、来春の甲府地区でのスギとヒノキの花粉飛散予測は、過去10年の平均飛散量の約1・7倍で、今年と同程度に「多い」とみられるという。
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読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181127-OYT1T50024.html