女シャーマンの卑弥呼の国なんて、それは朝鮮半島のことだ。
大規模灌漑農法の水田耕作を行っていた古代文明国の日本に持ち込むな!

寒冷で作物耕作には適さなかった朝鮮半島で
水田稲作を始められたのは、日韓併合後に
日本帝国が朝鮮半島で開墾を行って、
日本国内で品種改良の進んだ稲を植えてから
後のことだった。

日本国内でさえ、稲の品種改良が進んで
やっと東北で水田稲作を始められたのは
江戸時代以後だった。それでも冷害に
襲われ、東北では不作と飢饉が継続していた。

中国江南地方において何千年もの歴史を持つ
中国揚子江文明が栄えていたが、大規模灌漑農法
と品種改良の進めたもとはベトナムやタイのあたりで
野生で自生していた熱帯植物である稲の耕作によって
大人口となっていたわけだ。中国江南地方、すなわち
揚子江下流域というのは緯度でいってもかなり南だ。
中国上海のある場所、ちょうど日本の九州南中部の
あたりになる。日本列島の場合、海に面しているので
西日本の黒潮の来る太平洋岸においてのみ、
江南地方とほぼ同レベルな激しく温暖な気候になる。