ロシアの大学「高等経済学院(HSE)」の専門家らが、研究開発(R&D)に対する支出に関する国別ランキングを発表した。今回の報告は統計調査に基づいている。このランキングでロシアは、支出額の大きさで10位を占め、その額は399億ドルとなっている。

上位10カ国に入ったのは、1位が米国(5111億ドル)、2位が中国(4512億ドル)、3位が日本(1686億ドル)、4位がドイツ(1185億ドル)、5位が韓国(794億ドル)、6位がフランス(622億ドル)、7位がインド(501億ドル)、8位が英国(472億ドル)、9位がブラジル(411億ドル)、10位がロシア(399億ドル)。

高等経済学院(HSE)の調査ではロシアが、科学分野での雇用の絶対規模で世界をリードする国の一つであると述べられている。2016年には、研究者の数(完全雇用時)が42万8900人に上った。この指標によると、ロシアより上位にいるのは中国(169万2200人)、米国(138万人)、そして日本(66万5600人)だけだ。しかし、経済における被雇用者1万人当たりの計算で見ると、研究者の数(完全雇用時)でロシアは34位となっている。一方、日本は6位を占めている。

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