【医学】アスリートに忍び寄る、遺伝子治療を応用した「遺伝子ドーピング」とは［04/24］
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■遺伝子治療の研究がすすむにつれて、スポーツの分野に、
遺伝子治療法を応用した「遺伝子ドーピング」が広がるおそれが懸念されている
アスリートが競技成績を向上させようと薬物などを使用して身体能力を強化するドーピングは、
フェアプレイの精神に反するだけでなく、副作用によって選手の心身に悪影響を及ぼすこともあることから、
オリンピックをはじめ、数多くの競技大会で厳しく禁止されてきた。
従来、筋肉増強作用のあるステロイドや興奮剤、
骨格筋への酸素供給量を増加させる意図で輸血する「血液ドーピング」などがその代表例であったが、
近年、遺伝子治療の研究がすすむにつれて、スポーツの分野にも、
遺伝子治療法を応用した「遺伝子ドーピング」が広がるおそれが懸念されている。
■特定の遺伝子を筋肉細胞に注入した「シュワルツェネッガー・マウス」
遺伝子ドーピングとは、遺伝子治療法により特定の遺伝子を筋肉細胞などに注入して、
局所的なホルモン生成を可能とすることをいう。
これが初めて話題となったのは、いわゆる「シュワルツェネッガー・マウス」だ。
1998年、米国のリー・スウィーニー博士らの研究チームは、筋肉増幅を制御する遺伝子「IGF-1」を筋肉に移植し、
高齢マウスの筋力を27％向上させることに成功した。
世界規模で反ドーピング活動を推進する国際機関「世界アンチ・ドーピング機関（WADA）」では、
2002年3月、遺伝子ドーピングに関するワークショップを初めて開催し、
2003年1月1日以降、WADAの禁止物質・禁止方法を列挙した「禁止表」に遺伝子ドーピングを含める措置を講じている。
また、2004年には、最先端の遺伝子治療法やドーピングの検出法などについて研究する
「遺伝子ドーピング専門部会」を創設し、現在、スウィーニー博士もその一員として参加している。
■検知することは難しい
しかし、遺伝子ドーピングを検出するのは、極めて難しいのが現状だ。
たとえば、赤血球の産生を促進して酸素運搬能力を高める造血因子「エリスロポエチン（EPO）」の製剤を不正使用した場合、
現在の検査技術でもこれを検知することは可能だが、体内でのEPOの生成を促す遺伝子を注入した場合、
EPOそのものは体内で生成されたものであることから、ドーピングとして検知することは難しい。
このほか、DNAを除去したり変更することでヒトのゲノムの一部を編集する
「CRISPR」や「CRISPR-Cas9」といった遺伝子編集技術も、
遺伝子ドーピングの手法として応用される可能性が指摘されている。
■オリンピック選手の遺伝子情報を集める可能性も
これに対し、WADAの役員を務めるオリヴィエ・ラビン博士は、米ニュース専門チャンネル「CNN」の取材で、
血液などの生体試料から選手の遺伝子情報を集める可能性について言及。
雑誌「Wired」でも「WADAが、
すべてのオリンピック選手に遺伝子コードのコピーの提出を求めることを検討している」と報じられている。
しかし、この方策は、選手のプライバシーに抵触する可能性があるばかりか、
選手から提出される遺伝子コードが遺伝子改変される前のものであるという保証はないことから、
懐疑的な見方も少なくない。
現時点において、遺伝子ドーピングを防止する効果的な指針やプランはまだ示されていない。
遺伝子ドーピングが広がってしまう前に、まず、アスリートやその関係者を十分に教育し、
遺伝子ドーピングにまつわる倫理的問題や健康リスクについての啓発活動を積極的にすすめていく必要はありそうだ。
関連ソース画像
https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2018/04/RTSQN5B-thumb-720xauto.jpg
関連動画
Gene editing and the future of doping in sport https://youtu.be/s6IFWBH6_fs
ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/04/post-10036.php >>6
そういうのってパラリンピックの方が懐深そう。
将来はパラリンピックの方が主流になったりして。 健康食品やスタミナ料理と
ドーピングの境界もあやふやだわ 遺伝子で巨根ズルムケ絶倫になるなら誘惑に負けてしまいそうだ >>56
どうやって全ての装置を把握するの？未だに麻薬すら撲滅できてないのに。 おっぱいが大きくなる遺伝子ドーピングないの？
日本中の女性にコッソリ仕込んで爆乳だらけにして欲しい ボクシングでも、
身長2m級なのに「普通の心肺能力を持ち、かつ動ける」ボクサーが急に増えだした感がある。
ロンドン五輪少し前ぐらいに新薬でも開発されたのかな。 >>63
遺伝子というより女性ホルモン摂取させた方が早い CRISPR-Cas9で人体のゲノム編集を行うのか
胸熱
って思ったけど中国じゃあもうやってるだろうな
10年後にはいい感じに成長した子が登場するのだろうか 放射能に強くなるドーピングすれば長期間の宇宙旅行に耐えられる。人類生き残りに必要 >>58
生まれつきの美人と美容整形美人は同じじゃないだろ スポーツで競い合うとか記録に挑戦とか全部止めたら全て解決だろｗｗｗ
カネにならなきゃドーピングも全て自己満で終わるだけｗｗ
簡単な話じゃん
で、「公正さ」のスポーツとかやめて「エンタメショー」としてやればいいだけ >>4
そんな漫画みたいな事できるわけないだろ！人の細胞で機能が維持されるか、すらわからんぞ！ 優秀なオリンピック選手同士で子どもをたくさん作れば
合法的に遺伝子ドーピングができちゃうのでは？ >>73
もうやってると思う。が、モノにならなかったら子供が悲惨だな まあ実際は人権だなんだでプロパガンダしといて
世界の最上位に位置する選民の方たちは、とっくに遺伝子治療と選別をしてるだろ
一方で世界の歩みを止めながら一方で自分らの安全は確保する
スタートレック・スポックの合言葉「長寿と繁栄を！」って嘯きながらね >>6
昔はダメだったプロの参加が認められたように
結局そういう方向に行くだろうね
別スレで潜水に向いた進化した民族ってのがあるけど
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1524672595/
これみたいなのを人工的な遺伝子改変で作ったとしても天然モノと区別なんてできないから >>81
健康に悪影響が出るから倫理的に絶対認められないよ >>48
>結局、技術的には治療の延長線でしか無いからな
>普通の人が遺伝子編集受ける様になったら全面禁止は出来んやろね
義足のパラリンピック選手がオリンピックに出たいと言ったら義足はドーピングだと断られたもんな（苦笑）
マルクス・レームの義足が、東京に突きつけたもの - スポーツ百景 - スポーツコラム : 日刊スポーツ,2016年9月18日17時55分
リオデジャネイロ・パラリンピックの男子走り幅跳び（切断などＴ４４）でマルクス・レーム（ドイツ）が、８メートル２１の大会新記録で連覇を達成した。...
昨年１０月の世界選手権で８メートル４０の世界記録をマークして、１２年ロンドン五輪の優勝記録を９センチも上回った。
彼の努力と競技力への称賛は、いつしか「テクニカル（道具）・ドーピング」という声に変わった。
リオ五輪の参加標準記録８メートル１５をクリアしていた彼は五輪出場を熱望した。
だが、国際陸連は「義足が有利に働いていないことの証明」を条件につけた。結局、レームは五輪を断念した。
https://www.nikkansports.com/sports/column/hyakkei/news/1711917.html 整形したりホワイトニングしたり
ウエストしぼったり纏足とか
頭蓋骨の変形までやるんだから
仕方がないかもしれない オリンピックは義足ですらドーピングの自慰競技だから今のまま禁止でいい。
パラリンピックで解禁したら理念にも合致する。
義足はドーピング？オリパラリンピックで、僕が唯一注目している選手 : 愛知豊橋・長坂なおと のblog
http://nagasakanaoto.blog.jp/160917.html
マルクスレーム義足はズルい？なぜオリンピック記録でも出場断念？ - ヒストリア・ワーク
https://historia.work/marx/
【ハイライト】出た！8ｍジャンプ！ 次元の違う跳躍 マルクス･レーム選手(ドイツ) 陸上男子走り幅跳び決勝T44(切断･機能)
オリンピックの優勝記録を超える世界記録を持つレーム選手
https://www.youtube.com/watch?v=kv4wqLCihdA まずは軍事で利用で利用し、パラリンピックで成熟させ、一般へ、だろうけど
もどかしく思ってる人も多いだろうね
エリスロポエチン(EPO)を打つだけで、ロードバイクの選手は
なんちゃって選手から本物に成れる運動能力が手に入る、当然サッカー選手もやってただろうね
医者が儲けまくってたようだし
遺伝子関連は、パラリンピックであれば今の技術と組み合わせて
健常者なんぞ太刀打ちできないほどの能力を引き出せるし
すべきだろう、健常者なんぞ置いて行ってしまえ位の気概は必要だよ
遺伝子だけでなくネットや機械とも、さっさと融合すべきなんだ >>82
それはお前が決めることじゃない。やる人間がいいと思えば問題ない。 >>83
靴にバネをつけたら、スピードが3割くらい上がりそう
水泳だと足ヒレつけたら速くなる >>91
ボクシングやプロレスなんかの格闘技がスポーツや興行として世間に認められてるしな もうさぁ、ドーピングオールOKのドーピングオリンピック開催したら良くない？
本家とは別枠で。
ミチミチミチッ！
とか
グリュリュリュ
とか
ビキキキキッ
とか変な筋肉音が鳴り響く会場での烈しい！
ドーピング祭り！！
凄い見応えあると思うの(´･ω･`) >>94
競技中に崩れ始めて表彰台に上がった時にはうごめく肉界ですね 超人オリンピックが東京で開催されるなら観に行ってもいいなぁって
今のままじゃ興味無いし仕事の邪魔だからどっか僻地でやってくれとしか思ってないわ ボクシングやプロレスリングにはドーピング禁止ルールは無いの？ そもそも筋肉増強遺伝子が見つかったとして、それを学術論文として報告するかどうかは別問題。
金になる成果をロハで公開する必要なんてないからな >>100
ロハで公開する人もいてもおかしくない。
発見はひとつのところだけが成し遂げるわけじゃない。 マッチョ 豚 遺伝子操作 後は人間に応用するだけやな。問題はあからさまに怪しい体になる事か >>6
病気を治療する目的や病気にならない身体を作る目的の遺伝子操作が推進されている現状で｢スポーツだけはダメ｣という
論理は通用しないだろうね
肉体的な強さが求められる職種はスポーツ以外にも多く存在するわけで、ロボットを作ったり使ったりするよりも遥かに
合理的だと認める社会に必ずなるだろう >>98
プロレスはデフォでステロイドレスラーばかりじゃねーかｗｗ つーかシュワちゃんの名前がつけられてるけど許可取ってんの？ 鷹の遺伝子で視力強化して、トラの遺伝子で腕力強化して、バッタの遺伝子で脚力強化したらバランス良さそうだな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
