先週死去した英国の物理学者、スティーヴン・ホーキング博士の最後の論文は、平行宇宙とその存在の痕跡を人類がどのように発見できるかをテーマにしていたと、テレグラフ紙が伝えている。

ホーキング博士は自身の最後の論文で、「多元宇宙論」、つまり我々の宇宙と我々の世界に似た仮説上の多くの平行世界が、我々の宇宙のいわゆる「宇宙マイクロ波背景放射」、つまり「ビッグバンのこだま」に特別な痕跡を残すはずだとの極めて興味深い考えを述べている。

この「こだま」は、宇宙探査機に搭載された検出器を用いて見ることができる。

この痕跡を研究することで、我々の宇宙に対し「外から」何らかの影響が存在するのかどうかを知ることが、つまり、他の世界の存在の最初の痕跡を発見することができる。

https://jp.sputniknews.com/science/201803204688332/