>>7
九州南部南西諸島に棲む土蜘蛛でキムラグモ、オキナワキムラグモと謂うのがいるがこのキムラグモはヒマラヤの8000万〜1億年の地層から化石が出て来る古代蜘蛛。
メス蜘蛛は母親の巣穴から一生で50cmしか動かず、中国大陸を踏破して氷河期に九州に到達したらしい。現在は世界中で九州南部と南西諸島しか居ない!
似た蜘蛛にトイタグモが居るがトイタグモは巣穴全体に蜘蛛の糸を張り巡らすのに対してキムラグモは蓋付近しか糸を張らないので、巣穴から区別が付く。
キムラグモは古代から余り進化しなかった為蜘蛛の糸を作る能力が弱く、巣穴の周りしか糸を張れないと考えられている。
キムラグモの寿命はメスで10年、オスで3〜4年でメスは母親の巣穴から50cmの所で新しい巣穴を作り一生暮らすが
オスは成虫になると近親相姦を防ぐため2キロ位離れてメスを求め、交配が済むと直ぐに死ぬ。