月の模擬環境で探査車試験
日本「ソラト」、鳥取砂丘で
2017/8/29 18:42
 民間初の月面探査を目指す国際コンテストに臨む日本チーム「HAKUTO(ハクト)」は29日、無人探査車「SORATO(ソラト)」の通信試験を鳥取砂丘で実施した。
鳥取砂丘での試験は昨年9月に続き2度目。今回は探査車を月面上のクレーターに見立てた穴に入れるなどして、より実践的な環境下で電波の状況を確認した。

 砂丘は月面を模した環境をつくり出すのに適している。実験では深さ約1メートルの穴を掘ったり、岩石を想定した盛り土をしたりして、問題なく映像や写真が送信できるかをテストした。

 コンテストは世界各国の計5チームで競われている。

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