その一段階前には文芸の自動生成があるはずだ

もしもAIが因果関係を発見して、それが文章で伝えられても、バタフライ効果のように些細なイベントが百段階くらいを踏んでデカい事象になるときは、人間は荒唐無稽なお話だと受け取る
その因果話を信じる信じないを決めるのは、AIが書いた文章を読んだ人間の信念だけになる
なんせ、そんなに長大で荒唐無稽な因果のストーリーは、人間には確かめようがないお話だからだ

「20XX年の株価大暴落の発端はNYの道端に落ちていたガムが発端です」とか言われても確かめようがない
もしも本当にその因果話が真だとしても、人間にはそこまで細かい過去の話は確かめようがない
AIが書いた荒唐無稽な作り話を信じるかどうか、だけになる