IBMはOS/2をIBMのためにだけという意識で作ろう・作らせようとしていた。
しかしMSはどのPCにも自社のOSを載せて市場を独占し、それを背景にハード
メーカーの影響を廃して自社に有利な商売展開をすることが望ましかった。
(それがPC-DOSからMS-DOSへの大成功の秘訣である。)

そういう目でみたとき、IBMのOS/2はMSにとっては好ましいものではなかった。
またゲイツはAppleのOSのGUIが進んだもの、計算機にあまり詳しくないユーザー
にとって取り込むのに便利であることを理解して、それと同様の機能をMSのOSに
取り入れることを強く望んだので、Windowsの開発をしてたと思います。
最初のWindowsはMS-DOSに皮をかぶせた一種のシェルでした。