オランダ・ライデン大学の学生アレクサンダー・ピエトロウさんが、ゲームボーイのソフトについているデジタルカメラを用いて、木星と月の2ビットのモノクロ写真の撮影に成功した。ピエトロウさんが自身のブログで語っている。

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ピエトロウさんはライデン天文台にある6インチのフラウンホーファー望遠鏡に「ポケットカメラ」を装着。装着には、スマートフォンを望遠鏡などに付けるアダプタ「Gosky Universal Cell Phone Adapter」を使用した。ピエトロウさんによると、最大の難関は、雲のない空を待つことで、数週間待つことになったという。

ピエトロウさんは、「このカメラで天体写真を撮ることは可能だろうかと考えた。ネットを検索して、誰もこれを試していないことに驚いた」と書いた。

「ポケットカメラ」は1998年に発売。CMOSセンサ搭載で128x128ピクセルの液晶。画素数は128x112ピクセルだ。1999年、世界最小のデジタルカメラとしてギネスブックに登録された。

https://twitter.com/chema_conil/status/883228009339248640/photo/1
https://twitter.com/karl8k/status/883280940709146624/photo/1

これより前、学者たちは、「マヤーク」は太陽、月、金星に続いて空で4番目に明るいオブジェクトになると考えており、7月14日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げロケット「ソユーズ」で打ち上げられる予定と指摘。

2017年07月08日 15:11
https://jp.sputniknews.com/science/201707083857422/