>>164
CERNももうお金はないよ、だからこそ次のILCを日本に作らせたがっているんだよ(押し付けてると言っても良い)
そもそもヒッグス粒子という美味しいところ=ノーベル賞級の発見はCERNのLHCが食べちゃったからね
ILCはヒッグス粒子の性質の精密測定みたいなコストはべらぼうに要するが地味な役回り
超対称粒子とかダークマターの正体粒子がそのエネルギーレンジに存在するならば発見のチャンスもあるが
それらが本当に存在すると信じるにたる実験的な兆候はない、あくまでも理論屋が空想しているだけの団塊

ダークマターの存在に関しては、深宇宙観測や銀河円盤の回転速度の観測を実験的根拠とする意見は確かに強いが
近年、新しい重力理論(エントロピック重力理論)がダークマター仮説なしに銀河円盤の回転速度問題を解決できることを示したので
少なくとも銀河の回転速度に関してはダークマターの存在の根拠としては弱くなったのが現時点

チャイナは国内外の両方に対する国威発揚のために世界一の巨大加速器を作りたがっている
だからILCはチャイナに勝手に作らせる(&元の暴落とチャイナの財政破綻を加速する)のが吉

但し、チャイナの加速器には、国際協力となっても日本は先端技術を使った素材やセンサー類などを提供してはならない
すぐに無許可で分解されて特許権も無視してパクられ技術を盗まれるからね
まあお祝金代わりにせいぜい数億〜十億円くらいのはした金を包んでやれば十分

西側諸国での建設ならそういう現物提供での貢献もありだが


いずれにしても日本にはILCは必要ない
その資金で物性物理(凝集系物理)・化学・金属学など材料科学や医学・生物学・薬学・農学といった生命科学に投資して
それらの分野の研究者の質・量の両面でのパワーアップをすることで長期的な日本の産業基盤としての科学技術の向上を果たすべき

日本のノーベル物理学賞の受賞者で凝集系物理からの受賞者はゼロだという事実を良く考えるべきだ
つまり、日本の物理学研究は「役に立たないものほど高踏で優れている」という極めて偏った傲慢な価値観に支配されていることの証でもある

あるいは土木分野への巨大予算の支出の口実としてのILC建設ならば、建設費の国による無利子融資の形でリニア新幹線の建設を加速したり
北陸新幹線の新大阪までの建設を加速するほうが、ILCなんて極めて少数の学者向けの超高価な玩具よりもずっと経済的な波及効果が大きい