熱力学は多数の粒子が集まった結果出てくる一種の創発現象だよね
この話は隣の熱浴の箱の中にあるランダムな電子群から,1個のある速度を持った
電子を,単電子ゲートで隣の小さな箱に移す話だから実験的には可能かもね
その時,電子はエントロピーを運ぶので,熱浴のエントロピーは減り温度は下がる
第二法則を破るわけでもない

だけど,ここでエネルギーを使わないとか記述あるけど,実際には系に電場勾配
かかってるね
これであたかも無から発電したかのような表記,正しいタイトルの付け方なの?

熱ゆらぎのような一瞬の温度差を巧みに利用して電子を移動させるなんて
ありうるかもしれないけど