モナリザの微笑は「喜び」 長年の謎、科学の力で解決
2017年03月11日 07:21 発信地:パリ/フランス

【3月11日 AFP】巨匠レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の代表作「モナリザ(Mona Lisa)」が見せる有名なほほ笑みは、しばしば意味深長と評され、数世紀にわたり調査や議論の対象となってきた。
だが、この表情の意味を読み取ることは、実はそこまで難しくなかったようだ。
 
モナリザの微笑を見た人々のほぼ全員が、明確な「喜び」の感情を読み取ったとの実験結果が10日、発表された。
研究に参加した独フライブルク大学(University of Freiburg)の脳科学者ユルゲン・コルンマイヤー(Juergen Kornmeier)氏はAFPに対し、実験結果について「われわれは本当に驚いた」と語っている。

モナリザの表情は謎めいた感情の象徴とされ、多くの人にとって最初は優しい笑顔に見えるものの、長く鑑賞すればするほど、あざけりや悲しみの表情にも見えてくる。
 
実験では、作品を白黒にコピーし、モナリザの口角を上下に調整した画像を計8種類作成。
うち4枚は原画より幸せそうな顔に、もう4枚は悲しそうな顔に変え、原画を加えた9枚の画像を12人の被験者に30回見せた。
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▽引用元:AFPBBNews 2017年03月11日 07:21
http://www.afpbb.com/articles/-/3120972