0288名無しさん@お腹いっぱい。
2019/06/03(月) 18:49:58.00ID:jQxX6wbNどうにもならない自分を信じるということは、あらゆる点で、人間として僭越なことだ。
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傷つきやすい人間ほど、複雑な鎧帷子を身につけるものだ。
そして往々この鎧帷子が、自分の肌を傷つけてしまう。
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若さはいろんなあやまちを犯すものだが、
そうして犯すあやまちは人生に対する礼儀のようなものだ。
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愛することにかけては、女性こそ専門家で、男性は永遠に素人である。
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初恋に勝って人生に失敗するというのは良くある例で、
初恋は破れるほうがいいと言う説もある。
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若さが幸福を求めるなどというのは、衰退である。
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本当の美とは人を黙らせるものであります。
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文学でも、強い文体は弱い文体よりも美しい。
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軽蔑とは、女の男に対する永遠の批判である。
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現実というものは、袋小路かと思うと、また妙な具合にひらけてくる。
三島由紀夫