368 名前:将校相当官[] 投稿日:02/01/09(水) 03:18
  戦時ではないが、

  「人間というものはね、実松、いついかなる場合でも、
   自分のめぐり合わせた境遇を、最も意義あらしめることが大切だよ」
  米内光政

  海相の時(戦前)秘書官だった実松譲に対して。

375 名前:名無し三等兵[] 投稿日:02/01/09(水) 21:34
  「一つの民族、一つの国家、一人の総統」
  ルドルフ・ヘス

386 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:02/01/11(金) 05:38
  俺の祖父
  「大戦終了の報が告げられた時は、目の前でさっきまで殺し合ってた
   日本兵とロシア兵が、抱き合って喜んでるのを見たよ」

  「強制収容所では、寒い外から急に暖かい部屋に入ると鼻が崩れ落ちてしまう。まず、
   部屋の中にいる仲間の肘の裏で、蝋みたいに白くなった鼻を暖めてもらうんだよ」

  「収容所に日本語が分かる奴はいなかったから、
   腹が立った時は、みんなで『露助、露助』って言ってやったもんだ」

  「収容所の階段の鉄の手すりを素手で触ったヤツがいたな。
   手がくっついてしまって、無理やり取ったら、皮まで全部取れちまった」

  「収容所で内勤の募集をしていたら、露助の軍服の裁縫、建物の修復、
   なんでもいいから真っ先に手を挙げた。極寒の屋外で作業ばっかりしていても、
   いつか死ぬだけだからな。でも裁縫とかそんなもの、もちろん一つも出来ないから、
   全部前の夜に一夜漬けだ。徹夜で露助の軍服をバラして構造を頭に叩きこんだり、
   設計図を部下と手分けして暗記したり。翌日は素知らぬ顔で作業だ。
   バレたら二度と内勤に回してもらえないからな。
   でもそんなこんなで、部下を一人も死なさなかったのが、ワシの誇りだ」

  俺は、一生かかってもこの人を追いぬけないと思った。

393 名前:名無し三等兵[] 投稿日:02/01/15(火) 16:57
  「---管理人の話では、真鍮や銅の付属品は戦争中に軍需資材として、
  全部取り除かれたとのことだった。そのほかに歴史的価値ある部分がど
  さくさに持ち去られた跡もみられた。東郷元帥を尊敬するものの一人と
  して、昔から有名なこの軍艦が、これ以上荒らさるべきでないと思い、
  私は米海兵隊に命じて歩哨(営門などの警戒・監視に任ずる兵)を立て、
  三笠を破損したり、歴史的な物品を持ち去ることを防ぐことにした…この
  有名な軍艦がダンスホールに使用されたとは嘆かわしい…どういう処置を
  とれと差出がましいことはいえないが、日本国民と政府が全世界の海軍々
  人に賞賛されている東郷提督の思い出をながらえるため、適切な方法を講
  ずることを希望する…この一文が原稿料に価するならば、その全額を東郷
  元帥記念保存基金に私の名で寄付させてほしい…」
  〈「文藝春秋」昭和三十三年二月号)
  ニミッツ提督

  海軍のいうスマートさというのはこういうことだと思う。
  フォレスタルのように、派手な行動を取らなかったせいであまり目立たないけど、
  彼は米海軍の主力攻撃空母のタイプシップに名前を残すのがふさわしい海軍軍人だ。