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北海道ニュースUHB

 5月28日午後、札幌市の円山動物園でチンパンジーが一時脱走しそうになる騒ぎがあり動物園側は急きょ入園者を園外に避難させ、営業を中止しました。

 田中うた乃記者:「動物園の券売り場はシャッターが下ろされ園内に人の姿は見られません」

 28日午後1時50分頃、チンパンジー館のチンパンジー2匹が飼育員が作業を行うバックヤード部分に入り込んでいると職員から連絡がありました。

 その後、チンパンジーが窓ガラスを割ったため、動物園側は逃げ出す可能性があると判断し、来園者を避難させ午後2時過ぎに閉園を決定しました。

 動物園によりますと飼育員が給餌の準備をする際施錠すべき扉を施錠し忘れたのが原因だということです。

 園内では職員が来園者を誘導するなど対応に追われました。

 動物園来園者:「"建物に入って"と言われて、別の動物の建物に入っていった」「がっかりしました」

 現在9匹のチンパンジーが飼育されていて、動物園側は再発防止を徹底し29日は通常通りオープンする予定です。

 円山動物園担当者:「(男性職員が)扉の施錠を忘れた。ガラスを割られた。迷惑をかけたことをお詫び申し上げます」