2023年11月13日16時05分
【バルセロナAFP=時事】スペイン・バルセロナで12日、建築家アントニ・ガウディが設計したサグラダ・ファミリア教会が着工から141年を経て
新たに2塔が完成したのを祝い、ライトアップが行われた。(写真は、スペイン・バルセロナでライトアップされたサグラダ・ファミリアの塔)

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 「福音史家の塔」4塔のうち、残る2塔が9月に完成した。高さはともに135メートル。聖マタイと聖ヨハネを象徴しており、
人の胸像とワシの像が設置されている。聖ルカと聖マルコの塔は昨年完成している。
 この結果、まだ完成していないのは最も高い「イエス・キリストの塔」だけとなった。
 サグラダ・ファミリアは当初、ガウディ没後100年に当たる2026年の完成を目指していたが、新型コロナウイルスの流行で工事が遅延。
エステベ・カンプス建設委員長はこの日、地方紙バンガルディアに「遅くとも10年後には完成する」との見通しを示した。【翻訳編集AFPBBNews】

https://www.jiji.com/jc/article?k=20231113045213a&g=afp