(CNN) 国連は18日までに、中東イエメンの沖合で30年間以上、放置状態となっている超大型石油タンカー「FSOセイファー」が積載する原油約100万バレルを他の巨大タンカーに移す計画を明らかにした。

船体が老朽化しており、油の漏出による海洋汚染発生などの防止措置となっている。

国連は原油を引き取る二重船体式の巨大タンカーを既に購入した。このタンカーは新造で価格は5500万米ドルだったという。

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イエメンで人道援助作業などに当たる国連関係者は、油漏出が発生すれば除去作業などには約200億ドル(約2兆6400億円)かかり、20万カ所の地域社会に被害を及ぼし生計手段を奪うと指摘。

アフリカ大陸の沿岸部にも損害が広がり、海運にも影響が出て、25年間は回復しないとみられる海洋汚染を招く可能性があるとした。

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CNN 2023.03.18 Sat posted at 17:30 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35201473.html