2023/02/07 00:05
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230206-OYT1T50246/

 イスラエルのナフタリ・ベネット元首相はプーチン露大統領とモスクワで昨年3月に会談した際、プーチン氏がウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を「殺すつもりはない」と確約したと明かした。4日に公開されたイスラエルメディアのインタビューで語った。

 ベネット氏は当時、首相として停戦の仲介に意欲を見せていた。報道によると「ゼレンスキー氏を殺害するつもりか」とのベネット氏の問いかけに答えたもので、ベネット氏が「殺害しないと約束してもらう必要がある」と念を押すと、プーチン氏は「殺すつもりはない」と繰り返したという。

 ウクライナのドミトロ・クレバ外相は5日、「プーチン(氏)はクリミアを占領しない、ウクライナを侵略しないと約束したが、全て実行した。ウソの達人だ」と述べ、発言の信頼性に疑問を投げかけた。